約700日の沈黙を破ったニューシングル!

疾走感溢れるファン待望の1曲

THE BACK HORN【戦う君よ】歌詞の意味を考察!闘う意味はどこに?泥だらけの中の力強さとはの画像

2001年のメジャーデビュー以来、常に邦楽ロックの第一線を走り続けるTHE BACK HORN

疾走感溢れるサウンドの中に紡がれる、泥臭くも煌きを放つ人間の強さを描いた歌詞人気バンドです。

彼らの楽曲の中には、私たちの闘志を奮い立たせてくれるものがたくさん。

そんな作品の中から、今回は2010年リリースのシングル【戦う君よ】についてご紹介致しましょう。

MVも見逃すな!

楽曲歌詞をご紹介する前に、まずはMVもぜひご覧頂ければと思います。

雑然とした荒れ果てた部屋、どこかで見覚えのあるような古ぼけたカラオケ店。

色褪せたこの空間の中で、衝動のままにパフォーマンスを繰り広げるメンバーの姿が印象的ですね。

THE BACK HORNといえば、爆発的な熱量を帯びたライブパフォーマンスも魅力の1つ。

この曲のMVは、そんな彼らの魅力の片鱗を垣間見ることのできる映像となっているのではないかと思います。

それではここから、早速楽曲歌詞の内容についてチェックしていきましょう。

THE BACK HORNは、この楽曲にどんなメッセージを込めているのでしょうか?

早速歌詞を見ていこう

日々戦いを続ける人々への問い

戦う君よ 世界を愛せるか
紺碧の空に三日月 滲んで消えた
何故君は行く 傷つき倒れても
高鳴る熱い思いを 忘れはしない

出典: 戦う君よ/作詞:菅波栄純 作曲:THE BACK HORN

THE BACK HORNの多くの楽曲には、共通するテーマがあります。

そのテーマとは、戦う人々への応援歌

この記事を読んでいるあなたも、きっと今戦い続けているものがあるのではないでしょうか?

理不尽な社会攻撃的な他者、そして弱くて狡い自分

日々の暮らしの中で、このような敵は度々私たちの前に立ちふさがります。

そんな戦いに打ち勝っていくことで、私たちは本当の強さを手に入れることができるのです。

THE BACK HORNは歌の冒頭で、そんな私たちを試すような言葉を投げ掛けます。

数多の敵が立ちふさがるこんな世界でも、お前は愛することができるのか?と。

また彼らは、なぜお前は戦っているのか?ともこちらに問いかけてきます。

誰かを傷つける為なのか、それとも愛すべき物を守る為なのか。

多くの傷を抱え自分を犠牲にしてでも、叶えたいお前の想いや願いは何か?と。

まるで心の奥に眠る闘志を、熱く奮い立たせるかのように。

THE BACK HORNは私たちに真っすぐなメッセージを投げ掛けてくるのです。

戦いの中の問いに答えられたのなら

何処までも行けよ 顔をあげて
ありのまま 何もかも輝くだろう
今はまだ闇に 震えていても
笑いあえる日がくる

出典: 戦う君よ/作詞:菅波栄純 作曲:THE BACK HORN

彼らの投げ掛けるメッセージに、自信と誇りを持ってあなたは答えることができたでしょうか?

それならば、もう何も心配はいりません。

今あなたと対峙しているものに、全力でぶつかるのみです。

一度走り始めたのなら、一度戦いに身を投じたのなら。

決してうつむくな止まって後ろを振り返るな

ただひたすらに、前を見て走り続けるのだ、と。

そうすればきっとあなたの願いは叶い、いつかこの戦いには終わりが訪れることでしょう。

今はまだ、戦いに終わりの見えない日々が続いたとしても。

だから負けないで、諦めないで。

そう彼らは戦い続ける人々を鼓舞してくれているのです。

長い間常に邦楽ロック界の第一線を走り続け、数多の戦いにも身を投じてきたTHE BACK HORN。

彼らが歌うからこその、とても重みのある言葉なのではないかと思います。

その戦いは、いつか幸せな未来を掴む為に

苦しみ傷つく人々が、いつか報われるように

ためらうことも とまどうこともなく
いつかは君に幸あれ 光の中で

出典: 戦う君よ/作詞:菅波栄純 作曲:THE BACK HORN