生きる伝説、LUNA SEA

LUNA SEA【宇宙の詩 〜Higher and Higher 〜】MV解説!ガンダム世界と融合?の画像

1989年始動以来、第一線を走り続けるLUNA SEA

ミリオンセールスした楽曲は数知れず。

LUNA SEAをみてバンドをはじめた」と明言するバンドマンも数多くいる日本のビックバンドです。

2000年に突然の活動休止を発表し、2017年12月24日のクリスマスイヴには一夜限りの復活ライブを開催!

ファンの間では「また復活してくれるんじゃ」との声が多く上がりました。

そして3年後、2010年に奇跡の復活を遂げ、ビッグバンドの再開にファンだけでなく日本中を沸かせました。

活動開始から2013年まで1年ごとに新曲がリリースされ、そこから3年後2016年に「Limit」をリリース。

そして2019年、結成30周年という節目に発売された両面Aシングル「宇宙の詩 〜Higher and Higher 〜/悲壮美」を発売。

そこで今回は「宇宙の詩 〜Higher and Higher 〜」のMVを徹底解説します。

 

3年ぶりに発売されたシングル

宇宙の詩 〜Higher and Higher 〜/悲壮美

2019年5月29日に発売されたシングル「宇宙の詩 〜Higher and Higher 〜」。

前回のシングル曲が、2016年6月発売で約3年ぶりのファン待望作

30周年を迎え、今まで以上に重厚なサウンドとRYUICHIのやわらかな歌声には、長年見守ってきたファンにはたまらない仕上がりです。

機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星OPソング

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収録曲は、「宇宙の詩 〜Higher and Higher 〜」「悲壮美」と合わせて2曲。

どちらも「機動戦士ガンダム THE ORIGIN 前夜 赤い彗星」の第1弾、第2弾のオープニングテーマになっています。

そしてMVも全編ガンダムの映像が使われています。

ちなみにファンの中ではおなじみですが、ガンダムといえばギター担当のSUGIZO

大のガンダムファンと公言し、SUGIZO個人として今回のエンディング曲をはじめ、何度もガンダムへ楽曲提供をしています。

赤い彗星の歩む道

シャア・アズナブルと妹の記憶

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序盤、RYUICHIの力強い歌声から始まるMV。

映像には"赤い彗星”シャア・アズナブルの幼少期から大人の姿へと変貌を遂げていきます。

そしてセイラ・マスと母親が抱き合ってベッドにいるシーンも一瞬映し出されます。

実は今回オープニング曲となったガンダムのアニメテーマが、シャア・アズナブルと実の妹セイラ・マスの人生を描いたもの。

だから幼少期からの映像となっていたわけですね。

兄妹の数奇な人生の始まり

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ここで一度歌詞に注目してみると、一貫して「絶望」といったマイナスの感情が読み取れます。

最初の映像でも、あまり楽しそうとは思えない映像ばかりでしたね。

それもそのはず。シャア・アズナブルとセイラ・マスは、ジオン共和国創始者の息子と娘として誕生

セイラ・マス、本名アルテイシア・ソム・ダイクンは、正妻との子供として生まれました。

しかしシャア・アズナブル、本名キャスバル・レム・ダイクンは愛人の子として誕生。

そして父ジオン亡き後、同盟であるラル家とザビ家の政争がはじまります。

これを受け、ラル家が兄妹を匿っていましたが、その後ジオンの正妻であるロージルシアのもとで暮らすこととなります。

しかし、ジオン共和国創始者の遺子であるふたりをこれ以上政争に巻き込まないよう、養子に出す決断を下します。

そこで兄妹は地球の資産家マス家のもとへいくことに。

ここで妹は現在の名前、セイラ・マスとしてその後生きていきます。

シャア・アズナブルもエドワウ・マスとして名前を変えることになります。

生まれてからの波乱な人生、さらにこれからの悲劇がはじまることをMV冒頭で示唆しているようです。 

次第に戦火が増していくMV

壮絶な思春期とあるきっかけ

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