KREVAとは日本HIPHOP界の伝説の1人
日本のHIPHOP界といえば1980年代に発売されたドリフの早口言葉から始まり、1990年代にはスチャダラパーやRHYMESTARなど日本のHIHOP界を盛り上げた大御所が登場。
そして、2000年代にKREVAが所属するKICK THE CAN CREWが「スーパーオリジナル」でデビューし、瞬く間に人気アーティストの仲間入りを果します。
KREVAはその中でトラックメイカー(HIPHOP界でいう伴奏を作る人)を勤めており、そのキャッチーでノリの良いトラックセンスによって多大なる貢献をしました。
もちろん、ヴォーカルとしても活躍しており、その聞き取りやすく爽やかな歌声は現在でも人気です。
2004年からはソロとして活動し、同年の6月18日にインディーズにてシングル「希望の炎」を発売。
2006年には邦楽界初のソロHIPHOPシンガーとしてオリコンデイリー1位を獲得し、名実共に日本HIPHOP界の伝説となりました。
KICK THE CAN CREWとは?
KICK THE CAN CREWは2000年代に登場したHIPHOPグループでも、一際人気を獲得し現在まで続くHIPHOP、レゲエブームを牽引した存在です。
メンバーはKREVA、MCU、LITTLEの3人となっており、それに+して2004年まではDJ SHUHOの3MC1DJの形態で活動していました。
2003年には台湾親善大使として同地でライブを行ない、またアメリカのHIPHOP雑誌Sourceが行っているThe Source Awardsに、日本のHIPHOPグループとして初めてノミネートされるなど、日本以外でも活動を展開。
まさにこちらも伝説のグループとなっています。
ほかにも凄い所があります!
KREVAの凄い所はすでにご理解していただけと思うのですが、実はそこに至るまでも結構凄いのが彼の特徴です。
都立高校として唯一の国際学科を設置している東京都立国際高等学校を卒業し、慶応義塾大学へ進学。在学中にHIPHOP活動をはじめ、この頃からすでに同ジャンルでは有名な存在になります。
さらに2001年度のB BOY PARK(日本最大規模のHIPHOPパーティ)にて、3連覇をするなど、実力も1流!
未だにこの記録は破られておらず、彼のリリック(歌詞)フロウ(歌いまわし)、ライム(韻)が、正に日本1だという証明になっています。
TOTAL 908とはどんなライブ?
TOTAL 908とは、KREVAの7枚目のアルバムとなる『嘘と煩悩』発売後に行われたライブツアーで、2017年2月3日からKREVAの誕生日となる6月18日までの期間に行われていたライブです。
名前の由来は、アルバム名である『嘘と煩悩』から、嘘800と煩悩の数108を足したものとなっており、800+108でトータル908となっています。
ライブのコンセプトはアルバムのタイトルそのままとなっており、嘘?と思われるような煩悩を現実のようにしようというものです。
元々ライブに定評のあるKREVAなので、そのステージングはかなり好評だったようで、正にツアーは大成功となりました。
セットリストはこんな感じ!
それでは、気になるTOTAL 908のセトリなのですが、実はネタバレ防止となっており、詳しくはかけません。
しかし、ライブの名前ともなっているアルバムタイトル「嘘と煩悩」や、同時に収録された楽曲などは全て揃っているので、そこは一安心です。
また、どのライブレポでも完璧なセトリといわれているほど、素晴らしい曲順となっており、KREVAファンの人は本当に大満足だったのではないでしょうか?
感想はどうだった?
ライブのセトリにあわせて曲を聞くというのは、当時の思い出が蘇る素晴らしい聞き方ですよね。それだけTOTAL 908が素晴らしかったということでしょう。
こちらはとても可愛らしい感想です。自分の好きなものが、全く関係ない場面で出るって嬉しいですよね。ツアーTシャツの画像もアップということで、TOTAL 908に大満足だったようです。
ツアーグッズはこれです!