KREVA『イッサイガッサイ』

KREVA(クレバ)のメジャー4thシングルです。2005年に発表されました。タイトルの『イッサイガッサイ』とは一切合切という四字熟語が由来で、すべて、残らず、全部という意味です。KREVAはどうしてこんなタイトルなのでしょう?

【イッサイガッサイ/KREVA】夏にぴったりだけど歌詞が意味深!?PVに隠された本当の意味とは?の画像

KREVAとは?

ヒップホップユニット、KICK THE CAN CREWのMC兼トラックメイカー。 KICK THE CAN CREWは2004年に解散しましたが、2005年にソロアーティストとしてKREVAは活動をはじめます。 2006年には『愛・自分博』で邦楽ヒップホップアーティストとして初のオリコンチャート1位を獲得しました。邦楽ヒップホップを間違いなく牽引してきたひとりだと思います。

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KICK THE CAN CREWとは?

LITTLE、MCUとKREVAの3MCからなるヒップホップユニットです。メジャーで3枚のアルバムを発表し人気絶頂の中、解散した彼ら。2017年に復活しました。KICK THE CAN CREWとは缶を蹴る奴らの意味です。

『it's not over イツナロウバ』

いつか仲間とともにいるこの時代が終わると知っていながら、でもいつまでも終わらないというリリックが胸に響きます。

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『イッサイガッサイ』のlyricをチェックする

リゾート気分味わってるはずの
理想の自分とは程遠い
でも昨日、今日、おととい、明日、明後日も
日付変わっても夏が待ってる

出典: https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1035359535

2014年の夏に制作されたというこの曲。本当ならリゾートでバカンスをしているような夏がやってきていてもおかしくなかったのでしょう。でもそういう理想とはほど遠い夏を過ごしているのです。 夏とはもっとも熱く、もっとも素晴らしい日々であるはずです。でも実際はなかなかそういうものではないのかもしれません。

あぁ いまさら お前と居れるなら上出来 きっとこれが理想的

出典: https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1035359535

恋人といれるなら、それが上出来だと言っています。そしてそういう相手がいる時期こそ人生の夏なのです。 そしてそれが理想的なんだと歌っています。 この歌は何か肩透かしにあったような気分で作られた歌なのではないでしょうか? これから素晴らしい夏がやってくるはずだった。そういう予定があったのに、そうならなかった。しかし彼女がいるから我慢しよう。お前がいるのだから。そういう思いが感じられます。

今年は何かしたくて毎日二人はソワソワしてる この身も心も焦してる イッサイガッサイのみこんで
何がオレらを惑わしてる イッサイガッサイのみこんで
今年の夏が終わって 何もしないようで何かしてた なんだかんだお前がいれば 実際やっぱり楽しめた 今年の夏が終わって 何が残って何を忘れる 脳のファイルをかき集める イッサイガッサイのみこんで

出典: https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1035359535

イッサイガッサイとはすべて。ひょっとすると生きていると不満や憤りなど何か思うことがあるのかもしれません。 もし愛を手にしていたとしても世の中や状況に何か言いたいことがあるのでしょう。 でもそういうすべてをのみこんで愛があればと思う。 そういう愛を邪魔するものを飲み込んで、愛を守ることを歌っているのではないでしょうか?

PVからはまた違うメッセージが