Be The One（PANDORA feat. Beverly）の歌詞を徹底解説！君の心を強くする

人は生きている限り、必ず明日が来ます。

時間は止まってくれません。

それを表しているのが引用している歌詞の2行目になります。

そして命があるということは、何より大切なことです。

引用の歌詞中でも同様の表現がなされています。

「ビルド」の世界では、中盤から国同士の戦争が始まります。

そのことからも「生きる」ということはテーマの一つであるともいえるでしょう。

しかし、そんな極限の中でも、強さや優しさに触れる瞬間があります。

だからこそ人は強くなれる、優しくなれる。

人として一歩ずつ成長することができるのです。

引用している歌詞の3行目に、「必ず夜は明ける」とあります。

これは「ビルド」の世界でいえば、戦争の終結を願っているという風に解釈できます。

現実の世界でも先の見えない暗闇の中で、必死になるような出来事もあるでしょう。

そこから過去と未来、そして今を生きるという歌詞に繋がります。

「ビルド」の主人公は記憶を失っており、自分が何者か分からないところから始まっています。

自分が失っていた過去と、これからの未来。

そして自分が生きている「今」。

歌詞の中では、その後に表裏一体であるものを表したといえる言葉が続きます。

それはつまり、自分自身と仲間のことを表現しているのではないでしょうか。

自分の過去を受け入れ、平和な未来を迎えるために今を仲間と共に戦う。

「ビルド」でも現実でも、仲間と一緒なら乗り越えていけるということを伝えてくれています。

最後の歌詞は全て英詞になっています。

ここにはどのような意味がこめられているのでしょうか。

歌詞の中に、「光」と「闇」を表す単語が入っています。

これは「ビルド」の主人公が記憶を失くしていることに関わってきています。

戦争を終わらせようと戦う主人公は、希望の光ともいえる存在。

しかし実は、戦争が起こる原因を作り出した張本人でもあるのです。

ですが、ここでも仲間という存在が大切になります。

光の部分と闇の部分を自分の中に抱えていることで、葛藤する主人公。

そんな主人公を支え、誰かの光である主人公にとっての光になろうとする仲間たち。

記憶の無い主人公の居場所に自分たちがなればいい、一緒に思い出を作りたいという思い。

仲間と主人公の強い絆が見えてきます。

続けて、「生」を意味する単語が入っているのが分かります。

そして最後に「道を作る」という文章があります。

あなたが生きていける道を、私達が作る。

主人公が仲間の、仲間が主人公の生きていく道を作っていく。

現実の世界でも仲間と助け合い、共に道を作っていくということがあると思います。

ここでタイトルでもある「Be The One」という言葉です。

普通に訳すと「ひとつになれ」といったような意味です。

「ビルド」の世界を考えると、また少し違う解釈が入ってくるかと思います。

しかし現実で考えた時はどうでしょう。

仲間と共に心を「ひとつにして」壁を乗り越える、道を歩いていく。

そんな意味にも捉えられるのではないでしょうか。

「ビルド」のストーリーに関わるキーワードに「ベストマッチ」があります。

それこそがタイトルの「Be The One」と一番共通するところであるといえるでしょう。

変身アイテムに始まり、仲間との関係性など様々な「ベストマッチ」が存在します。

二つの異なる力を掛け合わせることで、より強力になる変身アイテム。

相容れない関係のように見えて、実は誰より信頼しあえる仲間。

これらは「ビルド」の世界でのことですが、現実にもそれは存在していると思います。

特に「仲間」や「家族」といった存在です。

仲間や家族など、大切な人がいるからこそ頑張れるという人は多いのではないでしょうか。

学校や職場で、仲間と共にひとつのことを乗り越える。

家族と共に何気ない日々を過ごす。

そんな当たり前の日常に「ベストマッチ」は存在しているといえるのではないでしょうか。