人気ロックバンドSiMとは?
SiMのメンバー
ボーカルのMAH(マー)、ギターやシンセ、キーボードなどを担当するSHOW-HATE(ショウヘイト)
コーラスやベースを担当するSIN(シン)、ドラムやパーカッションを担当するGODRI(ゴリ)の4名で構成されています。
2004年に結成された湘南出身のレゲエパンク、ロックバンドとして今のりにのって活動中です。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/SiM
彼らの創り出すその音楽には一体どのようなメッセージがあるのでしょうか?
強く激しく、そして凛とした心の奥まで突き刺さるような強烈かつ繊細な彼らのメッセージは
それを聴く人それぞれの心模様によって、あるいはその時置かれている自身の状況により違ってくるものでしょう。
曲の受け止め方、感じ方は千差万別ではありますが、曲を創り出す彼らの心の根底にある、そのメッセージはどこか共通するものがあるようにも感じます。
PANDORAをのぞいてみよう!
まずは、MVをご覧ください。
いかがでしたでしょうか??
『短っ!』そう感じられる方もいらっしゃるかもしれませんね。 確かに曲としては短めの曲です!
まさに、SiM史上最短?の曲?なのかもしれません。
でも、この曲はとても強いメッセージが込められた曲なんです。
you're just like a dead ship into the sea
I'm sorry that I have not sympathy for you
this is the end of your fantasy
出典: PANDORA/作詞:MAH 作曲:SiM
歌詞を和訳してみると、、、
この部分を訳してみると
『あんたは、海に沈みゆく難破船みたいなもので、申し訳ないが同情なんてできないよ。あんたのおとぎ話もこれまでさ』
このような意味になるかと思います。
相手を突き放したような邪悪なものを蹴飛ばすようなそんな強い意味合いになってきます。
ムカつく相手を思い浮かべるとなんともスカっとするフレーズですね!!
I don't care about you and your mood
just keep your eyes open (to keep hope inside)
I don't know you and your rules
just guess why I'm standing in front of you
出典: PANDORA/作詞:MAH 作曲:SiM
続いて、この部分。
訳してみると
『あんたの気持ちなんてどうでもいい!
ただ、希望が逃げ出さないように目だけ見開いて現実を見ろ。
あんたの決まりなんて、知ったこっちゃない。ただ、なぜ俺があんたの前に立っているかだけは考えろ!』
こういった意味になるかと思います。
ここもまた、強烈なフレーズですね。まさに痛烈といった感じです。
感じ方は上述にもあるように、それぞれ受け止め方は違うと思いますが、溜まってしまった汚い膿をしぼりだすような
汚れた社会や世界に訴えかけるようなメッセージです。
セクハラだ贈収賄だと、どこか論点がずれてしまった今のこの世の中が 今一度襟を正すためにも
是非こういったメッセージはこれからも広い意味で、 音楽という一つの表現の世界でどんどん広めていって頂きたいと思う今日この頃です。
PANDORA(アルバム)収録曲Upside Downその意味(メッセージ性)
タイトルのセンスの良さ
タイトルにもありますPANDORAは2013年10月23日にリリースされた、SiMの3rdフルアルバムでもあります。
上述にもあるように、SiMの創り出す音楽はとてもメッセージ性が強いように感じます。
ここでは、アルバムの13曲目に収録されています、Upside Downのついて解釈を深めていきたいと思います。
それにしても、タイトルからだけでも、SiMのセンスの良さを感じずにはいられません。 こんなインパクトのあるタイトルってなかなかありませんよね。