①「夏の海」
短い夏が通り過ぎてく 静かな浜辺
午後の日差しが波に揺れて
キラキラ眩しい
泳ぎ疲れて眠るあなたの 優しい横顔
このままずっとこの砂浜に
二人でいたいな
出典: https://twitter.com/idolpopdatabase/status/769164601170681856
太陽が熱い!と思われる灼熱の浜辺で、私は、波のきらめきを見つめています。あなたは、泳ぎ疲れて、私の手を握ったまま眠っています。 浜辺の激しさに比して、私の心は、朝の湖のようにとても静かです。
やっと、めぐり会えました。あなたと会うまで、いろいろ有って、愛することに疲れ切っていたのです。あなたに誘われて、一度でいいから来たかった北陸の海に来ました。
あなたとは、8年ぶりの中学校の「同窓会」で再会でした。あなたは、テニス部で私はバレー部に入っていました。真っ黒に日焼けした全身に真っ白なテニスウエアーが眩しかったのです。
憧れていただけで、お話ししたこともありませんでしたね。
同窓会の2次会で、あなたが話しかけてくれました。 “しばらく“そう言って、乾杯をしてくれました。そこで、彼は、驚くようなことを言ったのです。
”君は、ずーと俺のマドンナだった。知ってたでしょう?“ びっくりしました。「ぜんぜん、知らなかったわ!」“マジかよ!信じられない!”それが、きっかけでした。
再会して、1年が経ちました。今、あなたの優しさに抱かれています。
② 「連絡船」
頬なでる潮風
沖を走る連絡船
小さな幸せを
今はかみしめたい
のんびり波が寄せては返す
静かな夏の日
出典: https://twitter.com/unyanyanko/status/236619166411546624
時々吹く、潮の香に、沖行く船は私の過去の悲しみを拭い去ってくれる気がしました。 ”彼氏いる?“「いないわ。」”本当!ラッキー!“そう言ったあなたの笑顔が、あの若き日のあなたに甦ったと思ったの。付き合いだしても、あなたは優しかったわ。 あなたと会ったとき、私は彼と別れたばかりでした。誰とも会いたくなくて泣いてばかりいました。そんな未練がましい自分に別れを告げたくて、小さな行動が「同窓会出席」だったんです。
隠しているようで、申し訳ない顔していると”どうした!元気ないな!人生いろいろあるさ。嫌なこと考えるより、いいことが来るように考えようぜ“そう言って、ただ私を包み込んでくれました。
私は、静かに寄せては返す波の音に耳を澄ませながら、確かな愛が心の鼓動で深まりゆくのを感じていました。
③ 「新生」
ひとりぼっちで過ごす夏には
慣れてはいたけど
辛くて泣いた夜もあった 小さな窓辺で
あなたを知って変わった私 夏空のよう
このままそっとあの涙は 心にしまおう
出典: https://twitter.com/ieyasukoshigaya/status/732962045092450304
前の彼には、さんざん待たされたわ。約束の旅行も約束の食事も何度も、ダメになっていたの。理由が、仕事だから我慢するしかなかったわ。クリスマスイブも、一人で過ごしたこともあったわ。 愛されていることに、自信が持てなくなって、辛くて泣いていました。
あなたは、いつも約束を守ってくれる。仕事が、入ったときは、必ず連絡くれて説明してくれたわ。
私が、欲しかったのは、心から信じることが出来ることだったのです。もう私は、泣かないで生きていけるわ。
④ 「夕日」
見渡せば日暮れて
遠く霞む島の灯り
二人の幸せを祈る一番星
海は夕なぎ夏の終わりの 静かな夕暮れ
出典: https://twitter.com/ieyasukoshigaya/status/732962175153668096
仕事で疲れて、泳ぎ疲れてあなたが目覚めたときは日暮れ時だったわ。私の肩を抱きながら、軽くキスをしてくれた。
波の荒さも、夕凪になって静かな海。満天の星が輝いていたわ。私は、あなたの肩に顔を埋めながら、幸せ感に包まれていました。
⑤「愛」
頬なでる潮風
沖を走る連絡船
小さな幸せを
今はかみしめてる
のんびり波が寄せては返す
静かな夏の日
出典: https://twitter.com/unyanyanko/status/236619166411546624
夕暮れの涼しい風に吹かれながら、私は、彼のために素敵な女性になろうと思い続けていました。