「旅立つまえに」は切ない歌詞がとっても美しい曲!
この記事で紹介する曲は「旅立つまえに」です。この曲は歌詞が魅力的で、少し切ない雰囲気になっています。
歌詞に秘められた意味を考えるとともに、この歌のメッセージ性についても考えていきましょう。
聴く人にどんなメッセージを伝えているのかがきっとわかるでしょう!
それでは早速、「旅立つまえに」の美しさや切なさ、秘められたメッセージをチェックしていきます♪
この曲にはどんな想いが込められている?
「旅立つまえに」で歌われているのは「別れのときに相手を想う気持ち」です。
別れる時は複雑な心境であることが多いものです。この曲の主人公たちもきっとそうなのかもしれません。
この曲を聴いていると、その切ない歌詞の中にそうした心境が見え隠れします。ぜひ、じっくりと聴いてみてください!
歌詞とそこに隠された意味を徹底チェック♪
「旅立つまえに」は歌詞が美しく切ない曲ですので、最大限に味わうためには歌詞の意味をチェックすることが大切です!
そのため、ここでは歌詞の解釈を紹介します。ぜひ、じっくり歌詞の意味を考えながらこの曲を楽しみましょう♪
テーマは別れ?
泣きだしそうな君を見てると
さきに涙こぼすから 僕は
明日の朝は 見送らないで
君なら 本当の気持ち わかるだろう
「必ずここへ帰る」と何度言っても 不安なんだね
出典: 旅立つまえに/作詞:Kiyoshi Matsuo 作曲:Daisuke Kawaguchi
それでは出だしの歌詞に注目してみましょう!
早速別れを感じさせる歌詞ですね!最初で「泣き出しそう」だと歌っていますので、それほど悲しいのでしょう。
ここから「望まない別れ」であることがわかるかもしれません。
通常、恋人や友達との別れの中には「さまざまな理由によって別れたくないけど別れなければならない」というものがあります。
この曲で歌われている別れはそういうもののようです。
だからこそ「明日の朝は 見送らないで」とも歌っているのです。きっと悲しさがこみ上げてくるのでしょう。
さらに、「不安」というワードもキーポイントのようです。「ここへ帰る」、つまりまた戻って来て会おうと伝えてもその不安は消えないようです。
たしかにこのような状況にあるとその約束が信頼できるのかどうなのかわからないかもしれません。そうした不安がこの歌詞には秘められています。
過去を思い出す部分
Promise you はじめてのキスも 今日のため息も
忘れない すべてが宝物さ
痛みがあるから 喜びがあると
いま僕が思えるのは となりに君がいたから
出典: 旅立つまえに/作詞:Kiyoshi Matsuo 作曲:Daisuke Kawaguchi
この部分でまず注目するのは「はじめてのキス」と「今日のため息」です。
「はじめてのキス」とは出会いを示していると考えられます。出会ったときの高まる気持ちや期待感などを表しているように感じられます。
そして「今日のため息」は別れを目前とした今この時の心境を示していると考えられます。
つまり、出会った時から今日までのさまざまな出来事を思い出しているようです。
これまでにどんなことがあったのかなどを考えながら聴くともっとこの曲を楽しめそうです。
別れを実感させる歌詞
「このまま朝が来なければいい」
そう言って 黙りこんだ君を
抱きしめもせず 見守るだけで
時間はいつもより早く流れてく
向こうに着けば 電話をすぐにかけよう 約束するよ
出典: 旅立つまえに/作詞:Kiyoshi Matsuo 作曲:Daisuke Kawaguchi
いよいよ別れが近づいてきてそれを実感させられているようです。
出だしの「このまま~」という歌詞からは別れの日が来てほしくないという想いを感じ取れます。
明日はいよいよ別れの日のようです。それを目前にして何を考えているのでしょうか?
それを考えるととても切なくなりますね。
今は見守るだけしかできないようです。そのような一時もとても大切なものなのでしょう。
しかし、そのような時はあっという間に過ぎ去ってゆくものです。そのため「時間はいつもより早く流れてく」と歌っているようです。
この時がずっと続けばいいのにと感じるような時ほど早く過ぎていくという経験をした人は多いかもしれません。
切なさともどかしさが共存しているような歌詞になっています。
まだ終わりじゃないと感じさせる部分に注目
Promise you ケンカした夜も 君の泣き顔も
大切な ふたりの夢のhistory
僕のつよがりを 受けとめてくれた
いまならば信じられる 心はつながっている
愛はときに 雲に隠れ ふたりを試しているけど
愛はいつか 闇を裂いて 光でふたりを照らす
出典: 旅立つまえに/作詞:Kiyoshi Matsuo 作曲:Daisuke Kawaguchi