嵐の音楽性
嵐が歌うラブソング
嵐といえばこれまでも数多くのラブソングを世の中に生み出してきました。
「花より男子」の主題歌で話題になった嵐の「Love so sweet」や「One Love」は
結婚式で使いたい曲で常に上位にランクイン。
前向きな言葉や素直な気持ちが表現されている歌詞が多く、聞いていると元気になれるものばかり。
たとえ切ない状況にあろうとも2人で乗り越えていこう!!というポジティブなところも魅力的ですよね。
嵐「つなぐ」が織りなすメロディー
今回のシングル「つなぐ」でも深い愛が歌われていますが、歌詞だけでなく、特徴的で爽快なメロディーラインにも注目です。
「つなぐ」はギターサウンドに三味線という和の楽器が組み合わされています。
複雑なメロディーラインなのですが、嵐の真っ直ぐな歌声が重なるとさらに魅力を増していきます。
ちなみに「つなぐ」で三味線を演奏されている方は津軽三味線奏者の「小山豊さん」
嵐の過去の楽曲「心の空」でも三味線演奏を担当されていました。
「心の空」も歌詞に「サムライ」「大和撫子」という言葉が出てきて、
三味線の他にも和太鼓などの和楽器が参加しています。
作詞・作曲にはあの布袋寅泰さんが携わっていて、こちらはかなりロックな楽曲です。
「つなぐ」は「心の空」とはまた違った和テイストな雰囲気ですが
三味線の音色がとっても素敵に聞こえる、かつてない嵐サウンドに仕上がっています。
嵐「つなぐ」のPV
振り付けが気になる!
つなぐのPVでは嵐のメンバーがあるダンスを披露しており、それが話題になっていました。
今回の振り付けは全て大野智さんが担当。
和テイストな楽曲にぴったりの忍者風の振り付けになっています。
曲の冒頭では呪文を唱えるような手の動き、中盤にはまるで忍び足のような足さばきなど、
忍者を彷彿とさせる振り付けが多々あります。
「つなぐ」は映画主題歌
大野智さん主演映画「忍びの国」
売上72万部突破のベストセラー小説「忍びの国」が嵐のメンバー大野智さん主演で映画化。
2017年7月1日に公開されました。
その主題歌が嵐の「つなぐ」でした。
「忍びの国」と聞くと、先ほどの忍者ダンスにも納得ですよね。
この映画のストーリーの要素が「つなぐ」の歌詞にはふんだんに取り入れられていて
作品の世界観にもぴったりです。
そんな映画「忍びの国」の主人公は大野智さん演じる伊賀の忍者、無門。
戦国時代、織田信長は天下統一を果たそうとしていましたが、
無門の住む伊賀の国だけは 襲われなかったのです。
伊賀の国に住む忍者たちは当時まわりからかなり恐れられていたんですね。
無門はかなりの凄腕の持ち主でしたが、普段はただの怠け者というギャップがあります。
そんな無門に厳しい、妻のお国を演じるのが演技派女優の石原さとみさんです。
しかしある日仲間の忍者の一人が伊賀を裏切ってしまうのでした。
その結果、今まで伊賀を恐れて攻めてこなかった織田軍からの襲撃がスタート。
無門は圧倒的不利の状況をどう立ち向かうのか?という物語です。
嵐が映画主題歌を担当するのは2013年
「つなぐ」の歌詞を徹底解釈
映画「忍びの国」を見てからこの曲を聞くとついつい映画の世界観を感じてしまう歌詞になっています。
その中でも大野智さん演じる無門の妻、お国を思わせるような歌詞に注目してみたいと思います。
少し内容にも触れていくのでまだ映画を見てない方や先入観無しに映画を見たい方はご注意ください。