『WANIMA/Everybody!!』の読み方は○○！アルバムに込められた思いなどを徹底紹介♪

この歌をお守りに！というキャッチフレーズと共に歌われる「CHARM」は旅立つ人に勇気をくれる一曲です。

才能がなくても、成功する見込みがなくても、「憧れ」を胸に走り続けようという歌詞には、夢を追いかける人を応援する温かい想いが込められているようですね。

熊本県の天草市から夢を追いかけて単身上京し、困難を乗り越え、WANIMAというバンドをこれだけ多くに人から愛されるバンドへと成長させた、KENTAさんが書いた歌詞ということもリスナーに勇気を与える一つの要因となっているのではないでしょうか。

WANIMAの「THANX」という曲が旅立つ側から見送る人へ向けて「離れるのは距離だけ」で心はいつも側に在るということ、そして、感謝の想いを歌っているのに対して、旅立つ人たちへお守りを授けるような一曲ですね。

新しい環境で大変な時、辛い時、また、気持ちを切り替えてリスタートしたい時にも聴きたい曲です。

「やってみよう」は、日本では童謡「ピクニック」として親しまれている、アメリカの黒人民謡“She’ll Be Coming 'Round the Mountain”をWANIMAがロックアレンジし、カバーした曲です。

そのため、誰もが知っているメロディーであることや、そのメロディーに乗せて歌われる前向きな歌詞、そして、日本昔話の英雄たちをモチーフにしたCMの楽曲であったこともあり、幅広い年齢に親しまれている楽曲です。

そんなこの曲の歌詞には、新しいことを始める不安よりも楽しさや高揚感が詰め込まれ、新しいことに挑戦するエネルギーに満ち溢れています。

新しいことといっても、何も大きなことではなくて、今まではやったことがなかったことを少しやってみることや、喋ったことがなかった人に話しかけてみることなど、日々の中に紛れ込んで特に気にすることもなくなっているようなことでいいのです。

やったことのないことには、新しい喜びが生まれる可能性があるのだから、まずは「やってみよう」ということ。

新しい一日の始まりということで朝一番や、新しい一週間が始まる月曜日、新学期や新年などの節目に聴いてモチベーションをあげるのにもいいですね。

「進め君らしく心踊る方」という歌詞が印象的な、「ともに」の歌詞はレコーディング当日まで完成していなかったそうです。

そんな中、レコーディング前日に起きた熊本地震。

飛んで帰りたい思いをこらえて、今できることはレコーディングをしっかりとし、曲を届けることだと考え、当日に書き上げたのがこの歌詞だったそうです。

このエピソードを知ってから「ともに」を聴くと、生きていさえすればきっと笑える日が来るというこの歌詞の重み、そして、WANIMAへの故郷への愛をさらに感じますよね。

サビの歌詞には、辛くても、自分らしいやり方で、自分の「心踊る」と思える方へと進んでいけば道は開けるというメッセージも込められていたのですね。

WANIMAの1月17日発売のニューアルバム『Everybody!!』を紹介しましたが、いかがでしたか？

上の動画の通り、アルバムの発売に伴い、「WANIMA Everybody!! Tour」の開催も決定し、すでに会場と日程が発表されたほか、チケット先行予約も開始されています。

メジャーデビューしても、演奏する箱がどんどん大きくなっていっても変わらずに、東京都在住熊本県出身、ファンと故郷への愛を忘れず、時に真面目に、時にエロカッコよく、ワンチャンを狙い続けるWANIMA。

そんな成長を続けるバンドの今までの集大成と、これからへの可能性が詰まったアルバムといえるでしょう。

『Everybody!!』というタイトルの通り、WANIMAの音楽が"みんな"の心に届くアルバム、発売が待ち遠しいですね。