思い出に浸るのはなぜ?

思い出そっと枯れゆくまで今宵まだ身をまかせて

出典: 忘れ咲き/作詞:AZUKI七 作曲:中村由利

最後の歌詞

思い出が褪せるまで(忘れ咲きが枯れるまで)君を想う気持ちに浸らせてほしいという気持ちが歌われています。

なぜ私は思い出に浸っていたいのでしょうか。

それはやはり、君への想いは全て現在ではなく過去の思い出にあるからでしょう。

今の君と私はもう逢うことはできない、結ばれることはない関係であることがここからわかります。

しかし、過去を振り返れば、そこには少年の君がいて、あの日々を思い出せる。

そんな救い(癒し)は、ただ想っていることが幸せな自分にとっては何より必要です。

寂しい孤独な夜はまだ甘えさせてほしい。

そんな切なくも一途な私の本音が最後に綴られ、「忘れ咲き」は終わります。

シングル特典!風景のブックレット

GARNET CROW【忘れ咲き】歌詞の意味を解釈!思い出に浸るのはなぜ?咲いた花の正体を読み解くの画像

『忘れ咲き』のシングルには、思い出としての風景というテーマを基にした特典が。

この楽曲のキーワードは「懐かしさ」。
風景描写を大切にしたいという意向から、CDのブックレットを18ページのフォトブックレット仕様にしたり、PVをあたかもアルバムをめくるかのように一枚一枚画像を表示するなど、こだわりを見せた。

出典: http://ja.wikipedia.org/wiki/忘れ咲き

このように、歌詞の世界観を大事にし、特典にもこだわりを見せていることがわかります。

 また、カップリング曲の「Flower」は、忘れ咲きと同じく、タイトルと歌詞中に花が出てきます。

しかし、思い出がテーマの当楽曲とはまた違う、世の中を切り捨てたズバッとした歌詞が特徴的な1曲。

ぜひ合わせて聴いてみてください。

咲きつづけるGARNET CROWの名曲たち

GARNET CROW【忘れ咲き】歌詞の意味を解釈!思い出に浸るのはなぜ?咲いた花の正体を読み解くの画像

様々な楽曲でファンを魅了し続けたGARNET CROW。

惜しくも2013年3月に解散を発表し、6月のライブにて活動を終了します。

ツアー最終日となる3月30日のTOKYO DOME CITY HALL公演終了後、5月・6月に東京・大阪で行われるライブをもって解散することを発表。
同時にベストアルバムのリリースも発表した。

出典: http://ja.wikipedia.org/wiki/GARNET_CROW

心に残り続ける様々な名曲

GARNET CROWの思い出の曲は「忘れ咲き」のように、私たちの心にきっと咲き続けるでしょう。

最後に

GARNET CROWの中で最大のヒット曲である『夢みたあとで』。

こちらも名探偵コナンのエンディング曲として話題に。

彼らの人気が高まったきっかけの曲でもあります。

美しく切ない歌声・メロディーに心が鷲掴みされる1曲。

こちらの記事で歌詞について深堀していますので、ぜひご覧ください。

力強い歌声と優しいメロディが大人気だったGARNET CROW。2002年にリリースされたこの楽曲も、そんな魅力がたっぷり詰まっています。大切な人とケンカしてしまった人、仲直りしたいのになかなかできない人は、必見です!

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