続いて、第6位です。
第6位には「Signed POP」がランクインしました。
このアルバムは、2013年1月30日にリリースされた4枚目のアルバムです。
そのタイトルが示す通り、彼が思うPOPSが詰め込まれたのがこの作品になっています。
弾き語りとは言えど、その大枠はジャパニーズポップス。
つまり「J-POP」に分類されます。
その中で、自分の存在感をどのように提示していくのか、彼のそんな強い決意を感じ取れる作品に仕上がっています。
耳馴染みが良く、多くの人が受け入れやすい曲調や選曲になっていて、オリコン週間チャートでは3位に位置づけているのも納得の1枚です。
第5位「evergreen」
弾き語りの粋が尽くされている!
そして、第5位です。
第5位には「evergreen」がランクインしました。
このアルバムは、2014年10月29日にリリースされた弾き語りベストアルバムです。
これまで紹介したベストアルバムとは、また趣向を変えて弾き語りに特化した作品になっています。
彼の原点であり、真骨頂でもある弾き語りの粋が尽くされたこのアルバムからは、彼の魅力を存分に受け取ることができます。
また、収録された楽曲の中にはライブ音源も含まれており、まるで目の前で弾き語ってくれているかのような包み込まれる世界観も魅力の1つではないでしょうか。
さらに、このアルバムもオリコン週間チャートで6位に位置づけており、その人気の高さをしっかりとセールス面でも表した作品となりました。
第4位「僕らをつなぐもの」
初のセルフプロデュース作品!
続いて、第4位です。
第4位には「僕らをつなぐもの」がランクインしました。
このミニアルバムは、2007年3月7日にリリースされた1枚目のミニアルバムです。
デビュー1年目にしてセルフプロデュースを初めて行った作品になっており、彼の届けたい世界観が前面に押し出された作品に仕上がっています。
また、初回限定盤には2006年12月25日に行われたクリスマスプレミアライブの様子が収録されたDVDが付属しており、初期のライブの雰囲気も楽しめる作品になっています。
さらに、このミニアルバムのすごいところは2009年1月21日に再リリースされているというところです。
その名も「僕らをつなぐもの プレミアム・エディション」。
それだけ人気の作品だったこと、そして、秦基博が年を追うごとに人気が増していったことが分かります。
ちなみに再リリースに際しては、ボーナストラックとして「やわらかな午後に遅い朝食を」、「風景」、「プール」という初期の名曲の3曲が追加で収録されました。
第3位「青の光景」
色んな「青」を感じる!
いよいよ、第3位です。
第3位には「青の光景」がランクインしました。
このアルバムは、2015年12月16日にリリースされた5枚目のアルバムです。
「青」という色味をタイトルに据えて、その世界観を確立したこの作品からは様々な「青」を感じることができます。
それは、晴れた空のような爽やかな青、深海の底のような深い青、くっきりとした青など、そのひとつひとつの色合いが楽曲にも反映されているように感じます。
同じ1つの世界観でもバリエーションを感じる絶妙な楽曲のセンスがとても素晴らしく、第3位に選ばせていただきました。
また、オリコン週間チャートでは2位を記録しており、しっかりとリスナーもその楽曲のバリエーションを受け取った結果が着実に数字としても表れています。
第2位「ALRIGHT」
様々なアーティストとコラボ!
そして、第2位です。
第2位には「ALRIGHT」がランクインしました。
このアルバムは、2008年10月29日にリリースされた2枚目のアルバムです。
初期の作品でも名盤と名高いこの作品には、槇原敬之作詞作曲の「僕の今いる夜は」や、一青窈に作曲提供した「空中ブランコ」や、福耳として発表した「夏はこれからだ!」と多くの人が関わった1枚になっています。
彼自身の世界観はもちろんのこと、他のミュージシャンやアーティストとも関わることで、彼の音楽的な幅の広さをリアルに感じる作品となりました。
また、オリコン週間チャートでもしっかりと7位に位置づけており、評価の高い1枚になっています。
今だからこそ振り返るべき初期の名盤ではないでしょうか。