17才It’s a seventeen 黒い髪の君が誘い
覚えてしまったABC wow wow

出典: 17才/作詞:小出祐介 作曲:小出祐介

17才と言えば、性的なことに興味アリアリの時期。

好きな人とそういうコトしたいと思うのは、当然なワケで…

初体験の相手は、なおさら忘れられません。

ABCを覚えてしまった事で、子供から大人への階段を、既に登ってしまいました

もう、無垢な子供には、戻れない

この曲の中で、17才は成長していきます。

きっと誰か、見ていてくれる

ひとりじゃない!!

前髪で隠した心を さぁ、開いて
君の事に気付いてくれる人が きっといるから
ひとりじゃない感動 覚えたことはないか?

出典: 17才/作詞:小出祐介 作曲:小出祐介

辛過ぎることがあってたとえ心を閉ざしてしまったとしても、見ていてくれる人はきっと近くにいます。

孤独に陥ってこの世には自分ひとりぼっちと感じることもあるでしょう。

そんな感覚に囚われていたのに、自分ひとりじゃないことに気づく瞬間があります。

その瞬間、心の芯に火が灯ったかのようにぽっと胸が暖かくなるのです。

悩みを抱えているのは、自分ひとりじゃない

同じ悩みを抱える仲間だっている。

そう気がついた時、暗かった顔にパァっと笑顔が広がり一気に世界が開けるような感覚

それを「感動」と伝えているのです。

明日が見えてきた

名前呼んで笑い合う事に 意味なんていらない
明日会おうぜ イェーイ

出典: 17才/作詞:小出祐介 作曲:小出祐介

ひとりで落ち込んでいた時は明日さえ見えなくなってしまいがちです。

でも、仲間と笑い合えば失恋の痛みもいつの間にか消え去っていくのです。

そんな明日への希望が見えてきました。

それが、すべて

17才 It’s a seventeen 檸檬が弾けるような日々
生きている気がした気持ち それがすべてだ

17才 It’s a seventeen 黒い髪の君は若い
生きている気がした気持ち それがすべてだ

傷ついて痛いかい?
気付いてほしいのかい?

17才 It’s a seventeen それがすべてだ

出典: 17才/作詞:小出祐介 作曲:小出祐介

まだまだ若い、17才。

失恋やその他にも色々悩むことはあるでしょう。

でもそれがあるからこそ、生きている実感ができるともいえます。

楽しいだけの人生も良いけれどそれだけじゃきっとつまらない。

悪役のいない、ヒーロー映画のようなものですね。

悩んで苦しいことがあってもそれを己の力で乗り越えて行く時、人は成長できるのです。

傷ついて悩んで仲間と笑い合って、そして乗り越えて。

それが17才のすべてなのではないでしょうか。

黒い髪の君は、男子?女子?

歌詞中に3回出てくる「黒い髪の君」ですが、これは男子なのでしょうか?

それとも女子でしょうか?

これは、どちらとも取ることができます

歌詞中「黒い髪の君」は3回出てきますがこの記事では最初の2回を相手の黒い髪の君と解釈します。

そして最後の1回を主人公と解釈しました。

全てを相手の黒い髪の君と取ることもできますし、逆に主人公と取っても違和感がありません。

つまり、17才を聴く人の状況や気持ちに合わせて解釈することが可能になっているのです。

ここが多くの人の共感を集めている、ポイントかもしれませんね。

みんなが共感できる内容になっていることは確かです。

17才の小出さんは、友達がいなかった…?