高橋優の概略について
高橋優(たかはし ゆう)、1983年12月26日生まれ、秋田県横手市出身。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E6%A9%8B%E5%84%AA
名前だけで見ると性別が分かりませんが、男性ですよ。・・・・・・とここまではよくあるプロフィールですが、私はそこではなく、ここがすごく気になったのです。
彼のシンガーソングライターとしての出自。
それは彼のお父さまにあると私は考えています。高橋優さんのお父さま、高橋一郎さんは横手市在住で、民謡の歌い手だというのです。
地域に根ざす民謡、仙北荷方節(せんぼくにかたぶし)。仙北荷方節保存会の主催による民謡大会で、平成15、16、22、25年に優勝した経験を持っています。
そして平成29年に開催された、第57回郷土民謡民舞全国大会において高橋一郎さんは『秋田草刈唄』を歌われ、シニア編2部で優勝していらっしゃいます。そしてCDもリリースしています!
民謡はそもそも多くの人々によって自由に伝承されているうちに自然と形になった歌のことだとされています。日々の生活を謡(うた)によって語り継いでいったものなのですね。
とすれば、高橋優の通称である「リアルタイム・シンガーソングライター」という立ち位置も納得がいく。
「今日思ったことを今日歌う」、日々の出来事をツイートに近い感覚で節(ふし)に言葉を載せて歌うのですから。
シンガーソングライターとして
シンガーソングライターとしての歩みは札幌の大学への進学と同時、18歳の時です。路上での弾き語りで始まりました。
2008年には活動の拠点を東京に移します。通称はリアルタイム・シンガーソングライター。メジャーで出した初めてのアルバムのタイトルでもあります。
輝かしい実績の数々
2010年4月、メジャーデビュー前に『福笑い』が東京メトロCMソングとして大抜擢されました。さらに同年7月21日に、シングル『素晴らしき日常』でメジャーデビューします。
2011年2月26日、アメリカのニューヨーク中心部でストリートライブを行い、Ustreamで全世界に配信されました。
これを前に、7月17日付ニューヨーク・タイムズ紙に「I think the universal language of the world is not English but a smile」と『福笑い』の歌詞の一節を英訳した意見広告を掲載。
なんと、ニューヨーク・タイムズ紙に意見広告を掲載したのは、日本人アーティストとしてはオノ・ヨーコ以来。
それもあって、2011年上半期、『福笑い』がラジオチャート邦楽1位になりました。
地元愛も深い!
とにかくメジャーデビュー後は多忙を極めている彼。ツアーとイベントでじっとしている暇が無いほど。それでも郷土愛は強く、秋田県音楽大使第1号なのです。
それに2013年1月3日からは地元AMラジオ局の新番組でパーソナリティーを務めます。また、彼のTwitterでも雪景色を深く愛する様子が如実に表れていて・・・・・・。
横手は雪深いところですからね。
タイアップで知られる歌声
高橋優の楽曲は企業のコマーシャルでのタイアップが多く存在し、曲名は知らなくても彼の歌声を耳にしたことがあるという人は多いのではないでしょうか。
それではさっそく彼の声をたどってみましょう。これからご紹介するのはタイアップされた楽曲で人気の高い順に取り上げたものです。昇順で見ていきますよ!(2018年1月13日調べ)