不器用でもがむしゃらに前へ

見失いそうになる未来

深い青に潜って 探していた
あの日の誓いを 君は覚えている?
叶ったらだとか 迷ったらだとか
未来が果てしなくて きっと

出典: 飛行船/作詞:優里 作曲:優里

見上げた空は端なんて分からないほど青く広がっている光景が浮かんできます。

そんな果てしない空に未来を重ねているのでしょう。

「本当に叶うのだろうか」「いつか報われるのだろうか」と不安になっている様子が窺えます。

大きく持った夢は時々自分自身を苦しめるのでしょう。

しかしあの時君と語り合った未来への希望が僕を支えてくれているのです。

「もし夢が叶ったら」という君との誓いが挫けそうになる僕の背中を押してくれています。

逃げ出したくなる夜を越えて

想像以上の 涙も痛みも
こんなに身体を蝕む 最悪な夜も
不器用でも叫ぶ
抱え込む全てを投げ捨てても
あの広い青へ

出典: 飛行船/作詞:優里 作曲:優里

夢を叶えるために進む道は決して楽な道ばかりではないのでしょう。

ただ自分自身が努力をすればいいだけなら自分が頑張れば済む話です。

しかし、それになれるのはほんの一握りの存在だったりとか、チャンスが巡って来ないなど…。

自分自身ではどうにも出来ないような壁が立ちはだかることもあるかもしれません。

「お前には無理だ」と悲しい言葉を投げられることもあったのでしょう。

自分の夢を否定され、自分の価値が分からなくなってしまいそうです。

そんな時でも、必死でがむしゃらに声をあげ続ける様子が窺えます。

「自分は必ず叶える」という強い意志を持って飛び込む姿が浮かんでくるでしょう。

弱い自分は捨ててきた

もう弱音は吐かない

もう無理だなんて 諦める駄目な性分も
限界を超えて進む度に 燃えて消えた そうさ

出典: 飛行船/作詞:優里 作曲:優里

落ち込み弱音を吐いてしまうこともあったようです。

ですがその度顔を上げて少しずつ少しずつ前へ進んできているのでしょう。

挫けそうなときに立ち止まらず踏ん張るのは物凄くエネルギーが必要になります。

弱い自分と別れて、諦めずに前に進み続けることでどんどん強くなっていくのです。

気持ちだけは大きく持って

小さな身体だ きっと誰よりも臆病だ
燃料が尽きそうな不安も
全部掻き分けるんだ

出典: 飛行船/作詞:優里 作曲:優里

小さな身体は周りから「頼りない」という目で見られることもあったのでしょう。

でも外見だけで判断してほしくないと思っています。

すぐに諦めるんじゃないかと好き勝手言われてももう気にしない。

すぐに他人の言葉に流されそうになる臆病な僕はもういません。

マイナスな言葉やしがらみも全部振り払って前に進む様子が読み取れるでしょう。

この過程がいつか愛おしいものに

何よりも救われる言葉

ボロボロの飛行船は
僕らで空に飛ばしたんだ
たどり着くかどうかなんていいんだ
一人にしないさ
身体中駆け巡って
壊れそうでも動かすんだ
僕と君の飛行船だから

出典: 飛行船/作詞:優里 作曲:優里