【飛行船】に乗っていく未来
頑張ってる人がそばに居ると頑張れる
優里さんの【飛行船】は2021年4月17日(土)に配信スタートとなったデジタルシングルです。
夢を持って進む人へ向けた応援ソングは、挫け諦めそうになるときの推進力となるでしょう。
ただ応援ソングとはいっても【飛行船】の歌詞には「頑張れ」という言葉は使われていません。
夢に向かって進むとき、人の心は孤独になりがちです。
「頑張れ」はときに無責任で人を追い詰めてしまう事があります。
それを優里さんは解っているのではないでしょうか。
力強い歌声に励ませれ、また一歩踏み出せるような楽曲になっています。
MVでは夢に向かって推進する2人の少女を描く
【飛行船】のMVでは「音楽」と「映像」の世界を夢見る2人の少女が描かれています。
向かう未来は違えど、お互いに夢を追う姿はとてもキラキラしてみえます。
何かを頑張るとき、誰かがそばに居てくれるだけでとても心強いものです。
1人ではすぐに諦めそうになることはありませんか?
でも2人だと「あの子も頑張ってるから」と自分を奮い立たせることが出来ます。
一緒に頑張る仲間がいた方が支え合うことが出来てモチベ―ジョンも上がるでしょう。
「あなたは1人じゃない」といいうメッセージが込められたMVになっています。
まっすぐに夢を見た
強くありたい
空に向かう飛行船 眺めていた
僕も絶対に強くなるからと
誓ったあの日に焦りもあるんだ
出典: 飛行船/作詞:優里 作曲:優里
大きな飛行船が空へと上がっていく姿に目を奪われている様子が窺えます。
少し昔の話、日本に飛行船が来たばかりの頃。
多くの人が飛行船見たさに集まり空を眺めていたといいます。
たくさんの夢や希望を詰めた飛行船に想いを抱き空を見上げていたのでしょう。
僕が空を見上げる理由も同じで、未来に希望を持っています。
明確な夢が決まったような、これからそこに向かって頑張るという決意を固めたのです。
「自分に負けたくない、夢を必ず叶えたい」という強い想いを持っています。
しかし、未来に向かうことに少なからず不安もあるのです。
「最後まで頑張れるかな、本当になりたい私になれるかな」と考えてしまうのでしょう。
そんな夢に向かうリアルな感情の揺れが多くの共感を得るAメロになっています。
ただ前だけを見て進んでいく
君を乗せて行くって決めた日から
誰でもなく自分のために
泣いて笑ってきた日々が
分厚い雲 突き破る時が来た
出典: 飛行船/作詞:優里 作曲:優里
「人に言われたから」頑張るのではなく「自分がどうなりたいか」。
大切なことは何なのか、ちゃんと気付いているように読み取れます。
悔しい想いをして涙に濡れた日もあれば、夢に近づき笑みが零れた日もあったのでしょう。
夢を叶えるということは、決して簡単なことではないと分かっています。
しかし同じように夢を持つ一緒に前に進むことを決めた君がいれば気持ちを強く持てるのです。
最後の1行から、共に前へ向かって突き進んでいこうという様子が読み取れます。
一緒だから頑張れる
膨らんだこの飛行船は
僕らで空に飛ばしたんだ
胸が熱く燃える推進力は
君がくれたから
身体中駆け巡って
壊れそうでも動かすんだ
僕と君の飛行船だから
出典: 飛行船/作詞:優里 作曲:優里
“飛行船”は僕らの夢を表していて、僕らの未来への希望や想いが詰まって大きく膨らんでいます。
僕の頑張れる原動力は君が隣にいてくれるということです。
ただ寄り添ってくれているだけではなく、君も夢を持ち叶えようと努力をしているのでしょう。
夢に向かって頑張る人の姿を近くで見られることは良い刺激になり影響を受けるもの。
夢を「叶いっこない」と諦めてしまえば飛行船は上手く飛ばず動かなくなってしまうのは当然です。
ですが隣に頑張っている存在があると、「もう少し頑張ってみようか」という気持ちになれます。
頑張ってる人の目の前で簡単に諦めることは出来ないといった思いが読み取れるでしょう。