「Romeo+Juliet -Love goes on-」が作られた背景
平井大とは
平井大とは焼けた肌に帽子をかぶっている姿が印象的なシンガーソングライターです。
結婚をしておりそのパートナーに抱く想いを歌詞にしています。
2017年にリリースされた「祈り花」が世に知れ渡るきっかけとなった曲です。
本当に好きな人に対する歌詞のため高校生などの恋愛に翻弄される世代を中心に人気となっていきました。
多くの人が共感を得る平井大が新たに手掛けた楽曲「Romeo+Juliet -Love goes on-」について深掘りしていきます。
ロミオとジュリエットとはどんな話なのか
ロミオとジュリエットは16世紀ごろにシェイクスピアという人が実話をもとに作り出した作品です。
この物語は仲が悪い2つの名家に生まれたロミオとジュリエットの美しさと悲しさに包まれた話です。
モンタギュー家に生まれたロミオが舞踏会に行くと、仲が悪いキュピュレット家のジュリエットに一目ぼれしました。
お互いの素性を知ってもなお好きであったため親には黙って結婚しました。
しかしある日親がジュリエットを名門の男と結婚させることを企てます。
その結婚式当日ジュリエットは仮死状態になる薬を飲み霊廟へ運ばれました。
そこへロミオがやってくるとジュリエットが死んでしまったと勘違いして自分から命を絶ちます。
その後ジュリエットが目を覚ますと同じように自ら命を絶ってしまいました。
このように真実の愛から悲しい運命をたどった2人の話となっています。
「Romeo+Juliet -Love goes on-」1番の歌詞
無邪気な彼女に翻弄される
あとどれくらいで
'ボクはキミを知ってる"って言えるかな?
「100万回のKissの後ね」とキミが笑った
いたずらなそんな笑顔にまた何度も恋に落ちる
その手のひらの上で舞う男の話さ
出典: Romeo+Juliet -Love goes on-/作詞:EIGO(ONEly inc.)・Dai Hirai 作曲:Dai Hirai
ここから1番が始まっていきます。
彼女へふとした疑問をなげかけてみると3行目のような冗談交じりな一言をいわれました。
冗談を言い合えるとても和やかな2人であることが読み取れます。
さらに100万回を本当に達成するとなると数十年はかかります。
そのためずっと一緒にいたいといった気持ちも読み取ることが出来ました。
4、5行目が表しているものは無邪気な彼女の可愛さにさらに好きになっている彼氏の心境です。
さらに彼女の思い通りに動かされる自分自身を面白がっているようにも思えます。
楽しみながら相手のことを好きになっていく素敵な状況です。
僕たちが主役
行き交う人を観客に見立てて
街が明かりに包まれたらはじめよう
出典: Romeo+Juliet -Love goes on-/作詞:EIGO(ONEly inc.)・Dai Hirai 作曲:Dai Hirai
この歌詞はロミオとジュリエットが出会った舞踏会をイメージしています。
そのため2人が出会ったあの初々しい気持ちを思い出しながら踊ったのでしょう。
そして1行目から僕たちは主役だと思っていることが読み取れます。
生きている時に自分が主役だと思う時はほとんどありません。
そのため自分達がが主役だと勘違いするほどの高揚感に包まれていることが分かります。
1人では楽しく踊ることはできないことから相性の良い彼女と出会えたことも分かりました。
1番のサビ
悲しい結末にはさせない
不揃いなふたりのLove Story
クセの強いRomeoと気の強いJuliet
Baby,ここでKissして
100万回目からはじまる
シェイクスピアも想定外の
とびっきりのロマンスがほら
きっとあるよ
出典: Romeo+Juliet -Love goes on-/作詞:EIGO(ONEly inc.)・Dai Hirai 作曲:Dai Hirai