TWICEのダンスのクオリティの高さは言うまでもありませんが、このライブでもそれがフルに発揮されています。
11年間のバレエ歴を持つミナ。
やはりバレエ経験のあるツウィ。
LDHのダンス&ボーカルスクールでレッスンを積んだサナ。
ほかにもしっかりした基礎のあるメンバーが多く、デビュー後にはさらに磨きがかかってきました。
一体感の中に個性の表現も
TWICEのダンスには、どんな特徴があるのでしょうか。
メンバー一人ひとりが個性を活かして踊りながらも、全体として迫力あるまとまりを見せている。
それが最大の特徴かつ魅力ではないでしょうか。
キュート、セクシー、しなやか、ダイナミックといったそれぞれの持ち味がくっきりと表現されています。
なおかつバラバラ感がないのは、基本的なスキルの高さがあるからこそ。
このライブでも、「JELLY JELLY」~「KNOCK KNOCK -Japanese ver.-」のパートなどに、特に表れています。
引き込まれる歌声
ライブ音源の場合、生の歌声を楽しめる反面、CDよりも歌唱の質が落ちるのではと気にする人もいるでしょう。
でも、TWICEの歌とダンスを両立させるパフォーマンスは、臨場感ある歌声も堪能できます。
ダンスと同じように、それぞれの声の個性を活かした楽曲が散りばめられ、聴き応え十分です。
気持ちのいいグルーヴ感で会場を乗せる
メインボーカル、リードボーカル、サブボーカル、メインラッパー、リードラッパーなど、担当パートが分かれているTWICE。
その歌唱は、細かい歌い分けが聴きどころのひとつです。
韓国語の曲も、日本語の曲も、違和感なく届き、聴き手を気持ちよく乗せていってくれます。
ライブでは、透明感あるユニゾンの中に、メインボーカル・ジヒョの圧倒的な歌声が響き、聴き惚れる場面も。
ソロパートでも魅せる歌唱力
メンバーがソロパートを歌い継ぐ「ONE IN A MILLION」など、ソロの魅力もたっぷり。
どの曲も、ソロが交替するごとに歌の表情が変わり、そのたびに会場の反応を誘います。
歌割りそのものがファンサービスにもなっている、巧みな構成といえるでしょう。
会場が一体となった“あの曲”
ラストはみんなが待っていた“あの曲”で本編を締めくくります。
トレードマークとなった振付を一緒に!
ライブを完結させるキラキラのパフォーマンス
ラストにもってきたのが、ご存知「TT -Japanese ver.-」。
今か今かと待っていたファンにはイントロから「キタキタ!」感があふれ、レスポンスで会場が揺れます。
「ライブはこうでなくっちゃ」という心の声が聞こえてきそう。
メンバーも気迫がこもったパフォーマンスで本編の幕を閉じます。