04 Limited Sazabys『swim』の前向きな歌詞の意味を解説！コード＆アルバムも紹介♪

愛知県名古屋市で誕生した、今注目すべきバンド04 Limited Sazabysが発表した『swim』。それでは早速、この曲がどんな曲なのか解説していきましょう。

軽快なドラムとポップなギターリフで始まります。このイントロを聞いただけで疾走感を感じ、気持ち良い気分にさせてくれます。

ハイトーンなボーカルがトレードマークなバンドなので、高揚感の溢れるサウンドが耳に入ってきますね！晴れた天気の日にピッタリな1曲ではないでしょうか。

また、青春ソングという位置付けにもなるような気がします。

そして、この曲が収録されているアルバムについてご紹介しましょう。

『swim』が収録された彼らのアルバムは、「CAVU」といいます。これまでに数々のミニアルバムを発表してきた彼らですが、このアルバムに関しては少し特別な存在となっています。

そうです。このアルバムは、フルアルバムで、彼らのメジャーデビューの作品としてリリースされました。

もちろんこれまでのたくさんのライブや、ソングライティングなど、実績を積み重ねてきたので、完成度も高いのがわかります。聞いていても、安定感があります。

メジャーとしても十分に存在をアピールできるアルバムだったのではないでしょうか。

ここで『swim』のミュージックビデオもチェックしてみましょう！

先ほども記載しましたが、この曲調にぴったりな晴れた空の下で歌われています。外がメインとなっていて、開放感のある演出となっていますね。

そして今回もう一つ注目したいのが、この曲のタイトル『swim』です。もちろんこれは「泳ぐ」という意味ですが、このミュージックビデオでもそれがわかります。

しばらく見ていると、映像の中に水の泡が・・・出てきませんか？　まさにこの映像では、まるで水の中で泳いでいるかのようなイメージをさせてくれます。

タイトルの通り、泳いじゃっています笑！

では、歌詞のフレーズを見ていきましょう。まず、彼らの音楽には、結構あまりあからさまにポジティブな曲は、ほとんどありません。

ですが、この曲に関しては、少し違った存在になっています。それは「前向きなイメージ」がわかりやすく表現されているということです。

サビのフレーズを見てみるとそれがさらにわかります。フレーズの中に「ひかり」や「光」という文字がたくさん散りばめられていますね。

光は、暗いものを照らす存在なので、ポジティブな印象を受けやすいものとしては代表的な例ではないでしょうか？

その「光」を一番盛り上がる部分で多用することにより、より前向きなイメージが伝わりやすくなっていると思います。その点にも注目して聞いてみると面白いかもしれませんね。

どんなことで悩んだとしても、最終的に光の射す方へ向かって進んで行けば良いんだ！というような強い自信も感じられるようなサビフレーズになっていると思います！

歌詞の対比としても、受け取ることができる表現もあります。

それがこの下のフレーズ。最初は、あの日の自分に対して否定している部分ですが、次のフレーズになると、自分というものを受け入れているような表現に変わります。

これが、前向きな自分になったことの表れでしょうか。過去を悔やむのではなく、過去の自分もきっと今いる自分への道になっていたと気づかせてくれるような気がします。

どんな自分であれ、今の自分は過去の自分の連続なんです。そんな自分を肯定することによって、今の自分はより一層引き立った強い存在へとなっていくのではないでしょうか。

最後に念を押すかのように、力強いフレーズも込められています。

泳いでいる（道を進んでいる）中で、もがき苦しむこともあると思います。そんな時には息継ぎをする（休む）こと大切です。

それを繰り返し、先に見える光に向かって、少しずつ泳いでいく自分を奮い立たせているような部分ではないでしょうか。

この曲の中でも多々見受けられますが、命令形のフレーズがより気持ちを引き締めてくれる要素になっていますね。

そして「信じろ　未来を」のように倒置的な表現を用いることによって、一層言葉に強さが出てきます。この辺りも前向きさを表現する大切な部分だと思います！

このような歌詞の表現にも注目してみてください。