覚悟を決めている僕ですが、サビに向かって不安が募ってきます。
「いつかね」ってそのいつは本当に来るんだろうか?と思っている僕。
皆さんも恋人と「またいつか来ようね」と約束したらふと不安になりませんか?
「いつかね」といつも軽く言っていること、「いつかやろう」と思っていることはたくさんあります。
だけど、いつかっていつ出来るんだろうと考えているのではないでしょうか。
きっと「こぼれ落ちた涙」は僕の涙なんだと思います。
それじゃだめ
「どうしよう」って「なにしよう」って 考えてたら朝になって
こんな風に 僕らはだれていたいだけ
それじゃダメ
出典: 恋の寿命/作詞:Yuuki Ozaki 作曲:Yuuki Ozaki
「これからのことどうしよう」という未来や日常の何気ない「この後どうする?」とどちらも語っているように思えます。
「どうする?」って言いながらダラダラと恋人と過ごす時間って幸せです。僕もそんな何気ない時間を幸せだと思っています。
だけど、そんな時間ばかり過ごしていて良いんだろうか?と僕は思っています。
僕たちの未来をどうするか考えなくてはだめなんじゃないのか?そんな想いが「それじゃダメ」に込められているのではないでしょうか。
もっとスピードをあげたい
日が落ちるまでには決めようぜ ほつれはちぎって風に飛ばそう
走っていく 走っていく スピードをあげてく この恋は
出典: 恋の寿命/作詞:Yuuki Ozaki 作曲:Yuuki Ozaki
このままじゃダメだと思っている僕は焦り出しています。
早くいろんなことを決めていこう、どんどん恋のスピードをあげていこうと僕は考えています。
そうしないと恋が逃げていくと思っているのかもしれません。
恋を続ける中で「このままズルズルと今の関係を続けても良いのかな?」と思うことが私もあります。
そんな思いを僕も抱いているのではないでしょうか。
不安は募っていくばかり…?
あわよくば すべて上手くいって 幸せな最後を飾るんだ
泣かないでくれ 裏切らないで 明日もその明日も 僕のそばに
いてくれ その覚悟が僕にはね あるんだ
出典: 恋の寿命/作詞:Yuuki Ozaki 作曲:Yuuki Ozaki
「あわよくば全て上手くいって」と言うことは僕は恋について悲観的に考えているのかもしれません。
この時の僕は「恋の寿命」はきっとあると思っています。
「恋の寿命」を迎える時に幸せだったら良いなーと考えてはいるけど、そんなことはないだろうなーとも思っていそうです。
その不安が次のあなたへの言葉として現れているのではないでしょうか。
「僕のそばにずっといてほしい」僕はずっと隣にいる覚悟があるから君にも持ってほしいと君に迫っている感じも受けます。
愛するってなんだろう?
それでも 君との日々が叫んでいた
「愛する」って「何なの?」って ずっと僕ら問われていて
「待ってる」って君は目を閉じてた
「どうしよう」って「なにしよう」って 迷ってたら朝になって
こんな風が 僕は気に入っていた それなら
出典: 恋の寿命/作詞:Yuuki Ozaki 作曲:Yuuki Ozaki
僕の焦りはピークに達しています。
覚悟を持っていても「愛するって何だろう?」と日々に問われ続けている感覚を持っている僕はずっと考えているのでしょう。
もしかしたらあなたに相談したのかもしれません。
あなたが言う「待ってる」はあなたがかけてくれた言葉なのではないでしょうか。
もう一つの解釈としてはあなたは何も言わないけれどドッシリと構えていたことを表現しているのかもしれません。
どちらにしても僕は少し安心しています。「どうしよう?」と思う時間も幸せなのではないだろうか?と思っているのでしょう。
僕はそんな時間を守るために決心をしていきます。
恋について考えることは必要?
後半の2番のサビが終わるところから僕の心が少しずつ変化していきます。
「恋に寿命はある」と考えていて焦っていた僕があなたの助けもあって、考え方を変化させていくのです。
「恋の寿命」に焦らされるのではなく、二人の何気ない幸せな時間を過ごすために僕が考えたことや決心したことを見ていきましょう。
愛について考え過ぎて迷ってない?
決心しよう 明日へと飛び込むように
約束しよう 二人で ここからでてく
愛の証明 探して もつれていた糸
少しずつ僕らは ほどいてしまって
出典: 恋の寿命/作詞:Yuuki Ozaki 作曲:Yuuki Ozaki
僕の考え方はどう変わっていったのでしょうか?
「二人でここからでてく」と言うのは、この考え過ぎていた迷路からもう出ようと僕は決心しているのではないでしょうか?
「愛ってなに?」「恋ってなに?」「未来はどうなるの?」答えのないことについて考え続けても答えは出ません。
そうではなくて未来に行ってしまおうと言う決意が見られます。
考え続けてもつれてしまっていた時間や関係を糸に見立てて、それを二人で解いていきます。
今までは僕が思っていたことだけど、ここで初めて二人のこととなります。ようやく僕とあなたの考えが一致したのかもしれません。