ソナポケの歌詞は、小説を読むように場面を思い浮かべることが出来るのが魅力。
最初の歌詞では、どんな時でもあの子のことが浮かぶ主人公の気持ちを描いています。
おそらく学生の頃付き合っていた彼女のことなのでしょう。
何をしていても思い出し、思い出さないと寂しくなってしまう。
筆者の様にすでに学生時代の恋愛がもう何世紀も前かの様な人間にとって、この歌は心に染みます。
いえ、現在現役で恋をしている方はもっとかもしれません。
今でも好きな気持ち
やっぱ何回だって 何万回だって
ずっと逢いたくて だけど逢えなくて
きっと戻れないけど 今でもまだ好きだから
ずっとずっとずっと お前を探してる
出典: ゴメンね…。~お前との約束~/作詞:Sonar Pocket 作曲:Sonar Pocket/KAY
この部分は、シンプルで伝えたい事が100%伝わる歌詞。
心の中の誰もが感じる葛藤を文字にするとこうなります。
しかも最後の部分のところを「お前を愛している」などにしないところが粋です。
探してるんです。
きっといるはずの無い場所でも、駅でも。
素直な男の気持ち
Stay with me お前の隣にずっとずっと居たい
開いた携帯の中のmemories まだ全部消すことできずに
二人のイニシャル入ってるアドレスも未だ変えることはできない
光る度に期待してしまう俺がいる
「幸せになって・・・」なんて言うなよ お前が居ないと本当ダメだよ
今どこで誰と何してるか 知りたくなってしまう
もう一度笑って見せてよ もう一度声を聞かせてよ
もう一度強く抱きしめたいよ
出典: ゴメンね…。~お前との約束~/作詞:Sonar Pocket 作曲:Sonar Pocket/KAY
何という素直な歌詞でしょう。
この部分ではとにかく主人公の男性が、好きだった彼女を思い出しているシーン。
アドレスを消せないという箇所は、非常に理解できます。
筆者も学生時代に好きだった相手の携帯番号は、大分大人になっても消せませんでした。
期待してしまうんです。
まさにその言葉につきます。
きっとこの主人公も、もしかしたら来るかもしれない連絡に期待しているのでしょう。
彼女は彼に「幸せになって・・・」と言ったのです。
彼女の気持ちもまた本音で、彼に誰より幸せでいてほしいと思ったのでしょう。
守れなかった約束
主人公の後悔
やっぱ何回だって 何万回だって
ずっと逢いたくて だけど逢えなくて
きっと戻れないけど 今でもまだ好きだから
ずっとずっとずっと お前を探してる
「100年先まで幸せにするからね。」
お前と話してた 二人だけのあの約束
守れなくて 本当ゴメンね…
出典: ゴメンね…。~お前との約束~/作詞:Sonar Pocket 作曲:Sonar Pocket/KAY
この部分がこの曲の肝となる部分。
「ゴメンね…。~お前との約束~」というタイトルを見ればわかります。
最初に何を謝っているのか気になったタイトルでした。
主人公は「100年先まで幸せにするからね。」という約束を守れなかったことに謝罪していたのです。
付き合っていると、恋人同士だけの約束や決まり事もありますよね。
この約束は、恋人同士の2人が当たり前の様にした約束だったのでしょう。
今思うとそんな約束...ということは良くある話。
特に学生の時には恋愛をすると生活の中心になる人が多く、夢中になったものです。
主人公はそんな約束すら愛しく感じているのかもしれません。
ソナポケのこの曲を聞いて!
「好きだよ。~100回の後悔~」
実は「ゴメンね…。~お前との約束~」と、併せて聞いて欲しいソナポケの曲があるのです。
それは「好きだよ。~100回の後悔~」です。
タイトルを見るだけで酷似しているのがわかるでしょう。
先ほど歌詞をご紹介した「ゴメンね…。~お前との約束~」は、別れて長い時間が経っています。
一方で「好きだよ。~100回の後悔~」は、別れたての気持ちを描いています。
忘れようとしても忘れられない男性の気持ち。
この2曲はどちらも別れを歌っていますが、時期が違うのです。
全く別の曲ではありますが、両方聞いてどちらの良いところも感じてみてください。