恋はギャンブル
アニメのエンディングソングのカップリング曲
「ラッキー7」はFlowerの11作目のシングル「瞳の奥の銀河(ミルキーウェイ)」に収録されています。
この表題曲は「金田一少年の事件簿R」のエンディングソング。
この曲はひたすらに相手を想い案ずる女性の心情を歌った曲。
一方「ラッキー7」は相手の反応を楽しむ女性を歌った楽曲。
2つの曲の違いを楽しむのもいいですね。
恋の大当たりとは?歌詞を解説
題名にもなっている「ラッキーセヴン」はギャンブルにおいて幸運の数字といわれているもの。
スロットで7が3つ並んでいるイメージを一度は見たことがあるのでは。
スロットで7が並べば大当たりの印。
大金を稼ぐことができてしまいます。
ではこの歌の「ラッキー7」とはいったいどのようなものか。
歌詞を見ていきましょう。
大勝か、大損か
カジノはお金をベットして、当たるか当たらないかを祈るもの。
当たれば得をしますし外れれば大損です。
何を賭けて、何を得るのか。
恋においてもきっとそれは同じでしょう。
ベットするのはあなた自身
Heaven それとも hell
それはあなた次第
ポーカーフェイスで私に挑んでね
出典: ラッキー7/作詞:小竹正人 作曲:Andreas Oberg,Tahiti Lenoni,Johan Becker
カジノにおいて勝てば大金稼げて天国でしょうし、負ければ大損でまさしく地獄です。
賢い人ならば損しない程度でやめるもの。
しかしそれはあくまで実際のギャンブルの話。
恋というカジノでは身一つをベットしなければ釣り合いが取れません。
天国を見るか、地獄を見るか。
それはいかに駆け引きを成功させるかにかかっています。
そのためには自分の意図を隠したうえで相手に接する必要があります。
ありのままの姿を最初から差し出したら手玉に取られてしまうだけ。
美味しい料理には、スパイスが不可欠ですから。
夢中にさせたほうが勝ち
恋なんていつもそう 勝つか負けるかなの
仕掛けたはずが逆に仕掛けられて
同じ眼になってる
出典: ラッキー7/作詞:小竹正人 作曲:Andreas Oberg,Tahiti Lenoni,Johan Becker
「先に惚れた方が負け」という言葉があります。
お互い想いあっていたとしても主導権をどちらが握るかはまた別の話。
主導権を握るためには相手を自分に夢中にさせなければいけません。
頭をひねって工夫を凝らして続いていくゲーム。
その結果生じる快感はいったいどんなものか。
相手を翻弄し翻弄される。
獲物を狙う狩人のように。
お互いの目には隠し切れない熱情が潜んでいます。
勝ち負けなんて本当にあるのかは疑問ですけれども。