いかがでしたでしょうか。

MVのコンセプトは明白ですね。

MVには山本さんのNMB48としての軌跡が描かれています。

圧巻なのが冒頭のダンス

NMB48メンバーが一丸となってエモーショナルな動きを見せてくれます。

一糸乱れぬダンスが圧巻です。

衣装は全員お揃いみたいですね。

水色を基調とした色のレースが施されているワンピースです。

爽やかなイメージがある山本さんの卒業ソングにぴったりの色ですね!

曲調もスカッとするようなロックチューン

卒業だからといってしっとりとした曲をチョイスしなかった秋元さんの才覚が素晴らしいです。

この曲はライブでも盛り上がるでしょう。

山本さんの卒業コンサートでのパフォーマンスが楽しみです。

『僕だって泣いちゃうよ』歌詞解説

サビ

NMB48「僕だって泣いちゃうよ」の歌詞を独自解釈!旅立つ僕=山本彩ちゃん?!込められた想いが深いの画像

君が好きなんだ 
知ってるよね
だから何も告げずに
このまま二人出会ってたら   
ともに過ごした日々
思い出してしまう度
僕だって泣いちゃうよ

出典: 僕だって泣いちゃうよ/作詞:秋元康 作曲:太田貴之

一般的にこの曲の歌詞を見ると恋愛ソングだと思います。

しかし、それ以外にも意味があります。

恋愛ソング形式ですが、そこには「ファンと山本彩」という図式が当てはまるのです。

あるいは「NMB48メンバー山本彩」といった図式も当てはまるかと思います。

それを踏まえて歌詞を解説していきます。

まずはサビ。

主人公は男性

彼は好きな女性がいるみたいです。

主人公がなぜ泣いてしまうのか、なぜ過去を振り返るのかはまだ明らかになっていません。

Aメロ

NMB48「僕だって泣いちゃうよ」の歌詞を独自解釈!旅立つ僕=山本彩ちゃん?!込められた想いが深いの画像

夜が明けてしまったら(サンライズ)
この街僕は出ていくよ
まだ眠ってる君を起こさないように
おでこにそっと口付け
してさよなら
話たかった事を(メッセージ)
考えたら止まらなくて
星空が白んでくスピードに
君と追い越されちゃうだろう

出典: 僕だって泣いちゃうよ/作詞:秋元康 作曲:太田貴之

主人公と君は恋人関係

二人は同棲しているのでしょう。

朝早く、主人公は住んでいる街を出ていく。

傍らには君の穏やかな寝顔がある。

主人公は夜じゅう、君宛のメッセージを考えていました。

メッセージを考えるのに夢中になっていると、いつの間にか空は白んでいます。

結局メッセージは完成しないまま、君を残して主人公は去ります。

なぜ主人公はいきなり、君のもとから去っていくのでしょう?

特に喧嘩したわけでもないと思います。

とっさに思い立ってした行動なのでしょうか?

それとも主人公には諦めきれない夢があるのでしょうか?

Bメロ

NMB48「僕だって泣いちゃうよ」の歌詞を独自解釈!旅立つ僕=山本彩ちゃん?!込められた想いが深いの画像

ここでドアを開けなければ
夢を叶えるなんてできない
今の幸せから飛び出して
一人で生きていくとを決めたよ

出典: 僕だって泣いちゃうよ/作詞:秋元康 作曲:太田貴之

やはり主人公には諦めきれない夢があったのです。

その夢を叶えるためには生半可な努力では無理だということに気づいた主人公。

彼女といるほうが心は満たされます。

しかし彼女とずっと一緒にいると、自分のやりたいことは中途半端で終わってしまう

自分の夢と彼女との暮らしを天秤にかけた主人公

その結果、酷ですが、主人公は彼女のもとを去ることに決めました。

さて、ここで山本さんの卒業ということを加味して、歌詞を解釈していきます。

山本さんは、この曲の登場人物でいうと主人公。

恋人役がNMB48そのものだと思います。

山本さんはNMB48に在籍していて、充実な日々を送っている。

しかし、山本さんには夢がある。

その夢のために彼女(NMB48)のもとから去る(卒業する)。

こう考えれば、この曲の歌詞が持つ二つの意味を解釈できますね。

サビ(2回目)

NMB48「僕だって泣いちゃうよ」の歌詞を独自解釈!旅立つ僕=山本彩ちゃん?!込められた想いが深いの画像

風は冷たいか(冷たいか)
もう冬か(もう冬か)
外の世界を知らない
僕には押しつぶされそうな
不安だらけあるけど君にだって
絶対に見せられやしない
風は吹いてるか(吹いてるか)
木枯しか(木枯しか)
空の様子がわからない
それでも勇気出すしかない
ここにいちゃだめなんだ
孤独になる瞬間は
僕だって泣いちゃうよ

出典: 僕だって泣いちゃうよ/作詞:秋元康 作曲:太田貴之

「外の世界」とは、主人公の立場で例えるなら「君がいない環境」のこと。

山本さんを主人公に見立てて考えれば、「NMB48外での活動」になるでしょう。

主人公は勇んで外の世界へと踏む出しているように見えますが、彼にも不安や恐れがあります。

君に黙って外の世界へと行くのですから、もちろん彼女にそんな態度は見せられませんね。

外の世界は吹雪いていて、どういう様子かわからない。

踏み出してみないと外がどういう様子かわからないのですね。

主人公は孤独になる必要があるといっています。

君との生活から離れて一人になれば、主人公の自由も増えるでしょう。

夢のことだけ考えればよいのですから。

しかし、孤独になるということは、自分ですべての責任を負うということ

そして、出来事を分かち合う人間がいないということです。

喜びも悲しみも一人で甘受しなければなりません。

孤独になるというのは、孤独になる人にとって様々な試練があるのです。

2番Aメロ