ドアの鍵をゆっくり(静かに)
音を立てないように閉めて
例え外は雪が降ってようと
自分の未来に立ち向かう

出典: 僕だって泣いちゃうよ/作詞:秋元康 作曲:太田貴之

彼女が寝ているので不用意な音をたてないように気を使う主人公。

主人公はドアを閉める間際、彼女との仲睦まじい生活を回顧していたのでしょう。

外がどんなに厳しい環境でも、主人公は彼女のことを思えば立ち向かっていけます

そのために彼女と別れたのですから。

2番Bメロ

人は一生の間に何度も
大きな決断する
僕は確かな愛まで捨てて
手に入れればいいと思った
あの夢
すべてを失ってもリスタート

出典: 僕だって泣いちゃうよ/作詞:秋元康 作曲:太田貴之

主人公にとって夢とは、すべてを犠牲にしても叶えたいものです。

人によって色々ですが、それは夢の度合いによると思います。

夢が叶わないと生きている意味がない、と思っている人。

この人は目的に向かって突き進む猪突猛進型ですね。

また、夢が叶えばよいという程度の人。

主人公がすべてを犠牲にしてまで叶えたい夢とは、はたして何なのでしょうか?

秋元さんはこの答えを明確にしていません

リスナーによってその夢は違いますし、この曲の主役である山本さんのやりたいことも違うからです。

主人公の夢をリスナーそれぞれの夢に置き換えて聴いてみましょう

この部分の最後に「すべてを失ってもリスタート」というフレーズがあります。

人は何歳でも夢に向かって踏み出せるというメッセージを暗に含んだ歌詞です。

歌詞中の主人公の年齢は幾つくらいなのでしょうか?

筆者はだいたい20代から30代はじめ位と推測していました。

この「リスタート」という歌詞を見ると、もしかしたら主人公はもっと年配かもしれませんね。

最後のサビは2番サビの歌詞と同じですので、掲載は省きます。

おわりに

NMB48「僕だって泣いちゃうよ」の歌詞を独自解釈!旅立つ僕=山本彩ちゃん?!込められた想いが深いの画像

いかがでしたでしょうか。

今回はNMB48の『僕だって泣いちゃうよ』を解説しました。

グループのエースである山本彩さんの卒業シングル

この曲のMVは、NMB48での山本さんの歴史が詰まったMVになっています。

曲調は爽やかなロックチューンです。

これも、山本さんが持つイメージそのものですね。

歌詞は、恋愛中の主人公が夢に向かって新たな一歩を踏み出す、という内容。

主人公を、山本さんに見立てて解釈することもできますね。

最後にOTOKAKE内から「卒業」をテーマにした楽曲の記事を掲載します。

下にリンクを貼っておきますのでご覧ください。

内容は本当に単なる若者の反抗というだけ?尾崎豊さんの「卒業」という作品の歌詞を解釈してみましょう。

永遠のカリスマである尾崎豊さん。

名曲卒業』は、聴く人によって解釈が別れる曲です。

この記事では担当ライターが様々な解釈を取り上げ、分析しています。

AKB48の人気が不動のものになる転換点となった桜ソング。別れと旅立ちを美しいコーラスで歌いあげています。その時の気持ちをいつまでも忘れないように桜の花びらにたとえた歌詞を改めて読み解きます。

AKB48も卒業ソングがあります。

その曲は『桜の栞(しおり)』。

この記事は、詩的で美しい歌詞を担当ライターが徹底解釈しています。

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