EXILE第二章にふさわしい曲

EXILE「Everything」の歌詞を解釈!生きていれば必ず報われる!「生」を全肯定する応援歌!の画像

Everything」は、2006年に7人体制で新たなスタートを切ったEXILEとしての初の楽曲です。

「Everything」(エヴリシング)は、EXILEの21枚目のシングル。2006年12月6日にrhythm zoneから発売。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/Everything_(EXILEの曲)

ボーカルの脱退、新メンバー加入

Everything」発売前は、EXILEの転換期でもありました。

デビュー当時からATSUSHIとボーカルを務めていたSHUN(清木場俊介)が脱退。

その後すぐに、EXILEボーカルオーディションで選ばれたTAKAHIROが加入します。

さらに新パフォーマーとしてAKIRAも加わり、新たなEXILEが始動していきます。

新メンバー加入後すぐに収録された楽曲

Everything」は、新メンバーが決まる前から収録が予定されていました。

EXILE正式加入が決まり、期待と緊張が高まったであろうTAKAHIRO。

すぐに収録があるという話を聞いたとき、さぞかし驚いたのではないでしょうか?

栄光への道を予感させるPV

まずはこちらをご覧ください!

当時からEXILEファンだった人には、ものすごく懐かしいのではないでしょうか?

あの頃のEXILEじゃないと出せない音楽だと感じる人も多いはずです!

最近ファンになった人も、この頃のEXILEは今とは違う魅力があっておすすめですよ!

ちなみにこのPV撮影時は21歳だったTAKAHIRO。

フレッシュで真っすぐな感じが伝わってきます。

スターへの道

フラッシュが煌く中、輝くランウェイの上をメンバーたちが颯爽と歩く。

このシーンはEXILEボーカルバトルオーディションとリンクしているような気がします。

舞台裏から登場、そしてデビューまでを映し出すような。

そんな雰囲気を醸し出しています。

それだけではありません。

メンバーたちもスターダムへとのし上がっていく。

この映像がEXILEの第二章を後押ししてくれたことは間違いないでしょう。

歌詞の意味を紐解くと?

そろそろ本題に入っていきましょう。

タイトルにも書いたように、「Everything」は生きることへの応援歌でもあります。

「生きる」ことを前向きにとらえていくこと。

「命」があるだけでかけがえのないこと。

それが「Everything」、すなわち全てにつながっていくという曲です。

曲の終わりに近い間奏部分をよく聴いていると、こんな英語が耳に飛び込んできます。

「We are the one,everything is up to you.」

歌詞にはないのですが、意味はこんな感じです。

「俺たちはつながっている、全てはみんな次第」

俺たちというのはEXILEメンバーのこと。

みんなというのは、ファンはもちろんこの曲を聴いている全ての人たち。

そしてこの曲が聞こえていない全世界の人たちに向けた声。

生きること」を応援してくれるメッセージなのではないでしょうか?

生きていればどうにかなる

小、中、高校生がいじめを苦に自殺するというニュースが後を絶えません。

未来を作っていく若者が自ら命を絶つということに胸が締め付けられます。

少しでもそばで支えてあげられる人がいたら?

そう考えると残念で仕方ありません。

人はちょっとした言葉でも繊細に受け止めてしまいます。

言葉を発する人は何気なく話したつもり。

でもその時の傷が胸の奥にいつまでも残ってしまうことがあります。

特にただでさえ人と違うというだけで目をつけられてしまう学校生活。

そこで友達や大人との距離感を確かめながら必死で生きている子供たち。

そんな中で毎日悩みながら過ごしている人もいるでしょう。

だから「今つらいんだ」という気持ちを受け止めてくれる人が必要なんだと思います。

曲の最後にもあるように「生きているだけで宝物なんだ」と誰かが励ましてくれている。