さて本題に戻りますが、E-girlsの「Pain, pain」はこのドラマの内容に深く寄り添いながら書き下ろされたということ。
そこで歌詞をご紹介する前に、ドラマとのリンクポイントをいくつかピックアップしてみました♪
- 私を虜にするその妖しさ
- 優しさには棘があるもの
- ひとりぼっちはイヤ
- 痛みや苦しみがあったって構わない
- 幸せってどんなものだっけ・・・?
- ダメだとわかっているけどもう抜け出せない
いかがでしょうか?
もぅ、これでもかってくらいドМですよね…(スミマセン)。
とにかく、危ない男だとわかっているけれどもう抜け出せずに完全にハマってしまった女の話、まさにドラマのために書き下ろされた曲といえますね。
歌詞を解釈
激しくも切なく揺れる女心
このキスに二滴(ふたつ)雫を垂らせば
またキズになるわ それでも好きです
「バカだね」って他人(ひと)は呆れて言うけど
月より妖しいあなたが好きです
出典: Pain, pain/作詞:小竹正人
優しさと傷み おんなじ心(ところ)で
感じながらみんな生きてるでしょ?
哀しみは我慢できる
ただ孤独は嫌なの 愛されたい
出典: Pain, pain/作詞:小竹正人
恋は盲目、ほんとにこの一言に尽きます。
誰がなんといったって、ただあなたに愛されるだけ、それだけでどんな痛みも耐えられる。
一途な思いと孤独の恐怖が紙一重で織りなされているところがゾクゾクします。
“キスがキズ(傷)になる”
たとえ傷つくとわかっていても、実りはしない恋でも、それでも痛みを受け入れる女性の絡みつくような心理、複雑ですが魅力的です。
禁断の花園で 咲いてしまった私
実りはしない 恋だって構わない
行方を阻むのが棘(いばら)でも
唱えるわ 「pain pain don’t go away」
出典: Pain, pain/作詞:小竹正人
MVを解説!
私は個人的にこの出だしの映像がものすごく好きなんですが、注目して頂きたいところは”一冊の本の中に広がる禁断の花園の世界”。
そう、Secret Garden(秘密の花園)なのです。
禁断であり秘密…これほど魅惑的な響きはないなと個人的に興奮してしまいます。
壊れたお人形のような女の子、鎖に繋がれた女の子、鳥かごの中にいるかのような女(蝶)たち。
花園に閉ざされた彼女達がついに解放される時、これまでの表情とはうってかわって活き活きとした表情で舞いはじめます。
囲いの中で閉ざされ心に傷を負った女性たちを映し出す湿ったシーンと、解放された時の羽ばたく蝶のような華やかなシーン。
この両極端なギャップが歌の盛り上がりとともに、観る者の心をときめかせてくれます。
苦しくったって、哀しくったって、それでもこの恋は素敵なもの。
苦しい恋をしている人ほど、ギュッと閉ざしていた心を自由にもっと楽しんでいいんだと華を持たせてくれるようで、なんだか幸せな気持ちにならないでしょうか。
まとめ
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