「NO.1」誕生秘話
目指したのは、どストライク!「NO.1」はこうして生まれた
東京ドーム公演のセットリストを決めるに当たって、一曲目の候補としてデビュー曲「D-tecnoLife」、UVERworldとして最も売れたシングル曲「儚くも永久のカナシ」、当時の最新シングル曲「クオリア」などと候補が多く挙がったが、メンバーがどれもしっくり来ず、新しい曲を作ろうという事になって制作された
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/NO.1_(UVERworldの曲)
初の東京ドーム公演が決まり、UVERworldのメンバーはセットリストについて大いに悩んだそうです。
というのも、この東京ドームというのはバンドにとって思い入れの強い場所。そこで演奏するのであれば一番しっくりくるものを……と。
東京ドーム公演の1曲目が難航し、ああでもないこうでもないと話し合った結果、ならば記念すべき東京ドーム公演のために新曲を作ろうと生まれたのが「NO.1」なんですね。
初ドーム公演の記念すべき1曲目、もう二度と訪れることのない瞬間のために作られた曲。それだけでもドラマとメンバーの東京ドームへの強い思いを感じることができますね。
「LAST TOUR FINAL at TOKYO DOME」にてお披露目
そして2010年11月27日、「NO.1」は初の東京ドームワンマンライブとなる「UVERworld LAST TOUR FINAL at TOKYO DOME」にて披露されました。
直前にシングルリリースされたばかりということもあり、東京ドームは大熱狂の渦に包まれました。
東京ドームには約4万2000人のファンがつめかけ、UVERworldにとって思い入れのあるステージを共有しました。
No.1からの鮮烈な幕開けとなったツアーファイナルは、デビュー曲「D-tecnoLife」やアニメとタイアップした「儚くも永久のカナシ」、「クオリア」など全25曲を披露。
結成10周年、デビュー5周年というメモリアルイヤーを飾るにふさわしい内容となりました。
クールなPVをご覧あれ
いかがでしたか?
初見でも「カッコイイ……」と思わずつぶやいてしまう映像でしたね。
エレベーターのボタンを押し、上がった先にあるダンスフロアを舞台にしたPVですが、フリースタイルのダンサーと「NO.1」のメッセージの親和性を感じます。
型にとらわれないダンスを自由に、やりたいように踊る。それは「NO.1」が伝えたい、自分のしたいことを貫くことに繋がっていきます。
PV監督は石井貴英さん。UVERworldのPVではお馴染みですね。
「NO.1」の歌詞がクール!
出だしから超挑戦的!
そんな夢が叶うはずが無い
売れるはずが無い
成功した途端に手のひらを返す者共に告ぐ
俺達がNO.1
出典: NO.1/作詞:TAKUYA∞ 作曲:UVERworld
音楽を目指すものに必ずと言っていいほど立ちはだかる壁ですね。
レーベルと契約をするというのは本当に一握りの人間にしか叶わない夢ですし、成功するのはさらに極少数です。
厳しい言葉を投げて立ち去った音楽関係者、あるいは音楽に限らず才能を見切った人間たちへの非難が込められているのでしょうか。
しかし、TAKUYA∞さんは攻撃的であることに重きをおいているわけではなく、自由に生きる自分たちこそが「1番」であることに誇りを持っている、そこを訴えたいようです。