夢に向かって進んでいるとき、努力しているとき、なにかに熱中しているとき。
そして時間の流れ、世の中の流れ。
それらはあっという間に時間が過ぎていくものかもしれません。
そんな世界にいても、ある日突然自分だけ動かなくなってしまうときがあります。
急に何もうまくいかなくなったり、壁にぶつかってその先に進めなかったり。
そのようなとき、自分だけ成長できていないのではないかと思ってしまうこともあるでしょう。
そしてなぜ急に時間がゆっくりになったのか理由がわからず悩んでしまうこともあるかもしれません。
しかしあきらめない気持ちを持ち努力すれば、また流れは元に戻り、進み出すことができるのです。
たとえその目標が大きなものではなくても良いのです。
どんなに小さなものでも、僕と一緒に進もう。
小さな結果でも二人で少しずつ育てて行こう。
そんな気持ちが歌詞には表現されています。
「決して一人ではない」ということが感じられるのではないでしょうか。
信じる気持ち
僕と行こう
Just Like a Paradise
秋風そよぐそんな日には
Just Like a Paradise
過去には振り向かずに
Just Like a Paradise
あなたと素晴らしき日々を
迎えられるようにと
出典: 奇跡/作詞:Kumi koda・Kosuke Morimoto 作曲:Kosuke Morimoto
歌詞の2行目には「秋風」という言葉が出てきます。
秋風というと涼しい風のようなイメージがあるのではないでしょうか。
冷たいということからも少しネガティブな表現かもしれません。
これから冬という寒く辛い季節に向かっていくという意味もあるでしょう。
そんな日には悲しい気持ちやネガティブな気持ちになってしまうこともあるかもしれません。
これまで進んできた道が正しかったのかと思ってしまうこともあります。
しかし過去よりも未来を見て行こうということが歌詞の4行目には描かれているのです。
そして歌詞の6行目には「あなた」という言葉が出てきます。
先ほどは「君」や「僕」という表現でした。
この「あなた」が指しているのは、君から見た僕のことでしょう。
僕と一緒に良い未来に行けるようにポジティブな気持ちを持とう。
そう祈っていてほしいと僕が君に対して伝えているのです。
僕は君と花を咲かせたいと先ほど歌詞には出てきました。
君にとっても僕が一緒に未来へ進む存在であると再認識させるかのような表現になっています。
笑おう
かけがえのないものと自分自身
信じて笑顔をこぼしていきたい
君とふたりで奇跡を胸に抱いて
光の方へと歩いて行こう
出典: 奇跡/作詞:Kumi koda・Kosuke Morimoto 作曲:Kosuke Morimoto
夢を追いかけているときには、何か自分の中で大きく得るものがあるでしょう。
その得たものと自分を信じて、常に笑顔でいたいと思っているのです。
歌詞の2行目には「こぼす」という表現が出てきています。
先ほど「熱をこぼす」という歌詞が出てきました。
どこか掛け合わせているような印象を受けるのではないでしょうか。
また、こぼれた笑顔というのは思わず笑ってしまったというような意味が込められています。
つまり心からの笑顔。
そんな素の笑顔を見せていきたいと思っているのです。
君と一緒に奇跡を起こせるようにとにかく信じて、明るい未来へ進んで行こう。
そのようなメッセージが込められています。
僕についてきて
夢を絶対に叶える
まるで孤独が手招くように
眠れない夜が来ても
僕は光を感じられるさ
まっすぐに進む光を
出典: 奇跡/作詞:Kumi koda・Kosuke Morimoto 作曲:Kosuke Morimoto
その目指す未来に向かう途中、ずっと明るい気持ちでいられるとは限りません。
誰にもわかってもらえない、どうすればよいかわからない。
そんな孤独感を味わうこともあるでしょう。
その孤独でずっと悩んでしまうこともあるかもしれません。
しかし、そんな状態でも僕は未来を見失うことはないのです。
未来に向かうまっすぐな道を見失うことはない。
そんな自信があるのでしょう。
その理由は君と夢を叶えたいという強い気持ちがあるから。
もし君がそのような孤独感を味わったとしても、僕を信じてついてきてほしいと思っているのです。
射し込む光とは
それでは歌詞を見てきた上で、考察していきましょう。
射し込む光の正体は、僕と君が進む未来のこと。
夢を叶えた明るい未来が、光となって自分たちの進むべき道を目印のように照らしているのです。
僕は君と一緒にそんな明るい未来に行きたいと思っています。
だから、一緒に夢を叶えに行こうという気持ちが表現されているのです。