空はいつだって「青」
色と形は自分で決める…?
空は今日も青かった
ふいに何かが変わった
思いの先に何が待っているんだろう
時は何処へ 広がっていく
雲はプカプカと好きに泳ぐ
それでいいんだ きっとそうなんだ
出典: 青/作詞:松井五郎・Sonar Pocket 作曲:Sonar Pocket・NAOKI-T
暗い世界を通り抜けて、広がるのは明るい「青」で染められた空。
列車がトンネルを抜け出ると見える空がイメージできます。
トンネルに入ると周りは暗闇です。でも列車は先に見える明るい出口に向かって疾走。
トンネルを抜け出せば明るさに包まれます。さっきと違う輝きを空は見せてくれました。
同じ空が続いているはずなのに、どこか違うと感じるのはどうしてでしょう?
途切れない空は希望を持ち続ければ、次にいけると教えてくれます。
迷いながらでも、進めば目標に近づけると分かりました。
そして進めない時は風に身を任せてゆっくりと動くのも許されるのです。
誰の命令も受けずに色や形を決める『空』と『雲』。
全ての人の上にある広い空と白い雲。
空からの輝きを受け取る権利はすべての人が持っています。
閉じた心で立ち止まる
弱い自分を隠すけれど…
立ち尽くしたり
振り返ったり
嘘も多分
見ないふりしたり
閉ざした部屋
強がるほど
痛いところ気付いた
出典: 青/作詞:松井五郎・Sonar Pocket 作曲:Sonar Pocket・NAOKI-T
どうしても前に行けない時は、これまで自分が歩いてきた道をもう一度見てみます。
どうして今はダメなのか、選んだ道を間違えたのか、迷いの中ではたたずむだけです。
裏切られたことが分かっても、気づいていないことを装って平静を保ちました。
本当は泣きたいほど辛かったけれど、独り膝を抱えて耐えた日々。
弱っているところは誰にも見られたくないのです。
自分はいつも笑っているから、いつも強い自分でなければいけないから…。
強がっている自分は本当の自分じゃないことは知っています。
どこかで誰かに慰めて欲しいと思いつつ、正直に言い出せない自分を責めてしまう日もあるのです。
自分が自分と過ごす時間
明日のための準備
孤独だって 向かい合えるなら
ドアはいつも 開いている 本当は
出典: 青/作詞:松井五郎・Sona Pocket 作曲:Sonar Pocket・NAOKI-T
本音を誰にも言わないで独りで悩みを抱えている…。
その様子は人との関りを拒否をしているように見えるのでしょうか。
でも独りになって自分の心の中を整理整頓する時間も必要です。
閉ざした心のまま過ごすことを選んだのではありません。
明日が来れば笑顔を取り戻して外に出て行きます。
空も明日は「青」になることを信じて…。
MVはまぶし過ぎます
色指定は明るい「青」で
MVはビジュアルも歌も「青」を最大限に表現しました。
お家にいる日なら布団や洗濯物を大量に干したくなるような晴天。
大きな空の下で歌うSonar Pocketの3人も「青」で染められています。
自然が見せてくれる「青」に終わりはありません。
いつまでも見ていたい、限りなく広がるMVの「青」。
定番のバラードとは違う、アップテンポのメロディーとSonar Pocketが明るく爽快です。