「名もない毎日」
鉄拳が手がけるMVが話題に!
「成功」そしてそれによる「幸せ」をつかむために日々もがく…
このページを読んでくださっている方々にも多いと思います。
でも、そこに寄り添う「名もない日々」には、その人に寄り添い笑顔を紡ぎ出してくれる大事な人がいてくれる。
きっと、それが「幸せ」なんだろうと思います。
しかし、それは当たり前の「名もない日々」だからこそ、気づくに気づけないんだろうとも思います。
この歌は、それに気づかせてくれる、とても素敵な曲です。
「名もない日々」=苦節の日々
この曲ですが、もちろん「RAM WIRE」の1曲です。
しかし、「彼らの1曲」だけでは表現しきれません。彼らだからこそ作れた1曲だと思うのです。
というのも、音楽ユニット「RAM WIRE」は結成が2001年。そして地道な活動を続けて、メジャーデビューを飾るのが、なんと2010年です。
10年というと、これも簡単に一言で片付いてしまいがちなのですが、やはり…長い。
よく、ここまで頑張れたと思います。
そして、そこには家族やメンバーといった支えてくれた人たちの存在も大きかったそうです。
だからこそ、出来上がった1曲「名もない日々」なのでしょうね。
「RAM WIRE」(ラムワイヤー)概略
苦節10年−メジャーデビューにいたる道筋−
メンバーはユーズ(女性ボーカル)、MONCH(モンチ、男性ボーカル)、RYLL(リル、トラックメイカー兼DJ)の3人です。
ユーズは付き合っていた彼氏がDJでクラブに通うようになり、リズムマシーンを購入。
自らの曲を作るようになって、20歳で上京。
MONCHと出会ったそうです。
その後、多くのレコード会社にデモを送りますが、接触のあったレコード会社と会った時には2曲しか持ち歌がなかったそう。
それで次第に反応もなくなっていったとのことでした。
2005年開催の「COME TO MAJOR」に応募して、最終10組に選ばれるもTOPになれず、ユーズは泣いていたそうです。
たまたま代打で来ていたDJのRYLLが、「まだやろうよ!」とユーズを励ましたことが縁で、RYLLもグループに参加。
3人体制が出来上がりました。
その後、あるレコード会社からデビューすることが決まりかけますが、大手からも声がかかったため、そちらに傾いたところ、いつしか音信不通に…。
クラブでの活動は継続しており、RYLLのトラックがSpontania feat.JUJUのシングル「君のすべてに」としてリリースされます。
それをきっかけとして2010年、ミニアルバム「Beautiful World」にてメジャーデビューを果たすことになったのです。
こうして、綴ってみても、紆余曲折ございまして、本当にようやくって感じですね!
「僕らの手には何もないけど」
城井文
東京藝術大学大学院出身の氏が手がけたアニメーションが、「RAM WIRE」の美しい歌詞に乗せて流れるMVとなっています。
城井氏は、同行卒業後、数々のテレビ番組、CM、MVの制作を手がけ、賞の受賞作品も多いアニメーション作家であります。
このMVからは、絵本「くものうえのハリー」が発売され、多くの共感を集めています。
今いる子供をもっともっと大切にしなくてはと思った
見終わった後、号泣したまま、すぐに息子を抱きしめてしまいました
出典: https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000111.000012505.html