汚れなき光が闇夜を貫いて
この瞬間が永遠だと 今 命が叫んでる
ほら こころの奥にいつも君が映るよ
守るべき真実をただ 抱いてゆくんだ
理由なんてないさ 震える魂よ 嗚呼
出典: 爆走夢歌/作詞:Diggy-MO’ 作曲:Diggy-MO’
理不尽、裏切り、ストレス。人生って嫌なことの連続だけど、今生きているこの瞬間こそが本物で、そんな不幸もかけがえのない大切な思い出の一つなんだ。
走り続けなきゃ幸せは掴めない。子供の頃と違って今の自分には守るべき人や居場所がある。
たとえ展望の見えない漆黒の闇のような人生でも、がむしゃらに生きてりゃ必ず幸せという名の光は差すはず。
後悔は無いなんて大体嘘さ ツバとばす車道
受け入れろ その分強くなればいいさ 空回ってもう一度
そう 今日の自分を誤魔化せる程器用じゃねぇ 気づくと
今想う 感じてる きっと答えなんて在りゃしないけど
出典: 爆走夢歌/作詞:Diggy-MO’ 作曲:Diggy-MO’
今まで後悔なんてないと虚勢を張っても、本当は未練タラタラ。そんな女々しい感情を吐き捨てるようにツバを吐く。
強がったところで立派になれるわけじゃない。そういう“弱さ”も受け入れることで人として成長できるんだ。
けどそんなの簡単にはできない、分かっていてもやることなすこと空回り。自分なりに納得できる答えを求めて右往左往しながら今日も生きていく。
出逢っては別れて 出逢っては繋がって
寄り添う青春の煌めきよ 他愛ない日々でさへも
全てはここにあって 全てが美しくて
でも まだ闘ってるから
出典: 爆走夢歌/作詞:Diggy-MO’ 作曲:Diggy-MO’
傍から見て他愛もないと感じる日常でも、仲間達と一緒に過ごしてきた青春の日々は美しく、何ものにも代え難い。
でもまだ始まったばかりだ。今後も自分の人生には何人ものキャラクターが現れ、あらゆる局面で喜びや悲しみをもたらしてくれるのだろう。
二回目のサビ
繰り返す毎日の荒波に呑まれても
まだ夢から覚めぬ 俺達はここにいる
いつもきこえてくる 仲間達の声が
孤独を振り払うように 都会の風の中
ただ行くしかないさ 信じた生き様を 嗚呼
出典: 爆走夢歌/作詞:Diggy-MO’ 作曲:Diggy-MO’
まるで穏やかな波から全てを飲み込む荒波のようにせわしなく変化していく日々。
都会の冷たさになんて負けない。自分には互いに切磋琢磨できる愛すべき仲間達がいるから。孤独なんてこれっぽっちも怖くない。
そんな自分を見失わず、今日も前進あるのみ!
彷徨いながら
何かを変えていくために変わる勇気を
そして 失くしちゃいけない 何も変わらずにいる強さを
出典: 爆走夢歌/作詞:Diggy-MO’ 作曲:Diggy-MO’
「自分はこれからどこに向かっていけばいいのか?本当に自分の選んだ道は正解なのか?」。挫折や葛藤を繰り返しながら生きる日々。
よりよい人生を送るためには、自分を含めた何かを変えなければいけない。
だからといって自分の芯を曲げるような選択はしたくないんだ。
ラスト
繰り返す毎日の荒波に呑まれても
まだ夢から覚めぬ 俺達はここにいる
いつもきこえてくる 仲間達の声が
孤独を振り払うように 都会の風の中
ただ行くしかないさ 信じた生き様を 嗚呼
理由なんてないさ 震える魂よ 嗚呼
出典: 爆走夢歌/作詞:Diggy-MO’ 作曲:Diggy-MO’
歌詞全体で言うと、一人の男が“自分らしさ”を失わないように、社会の荒波や変化していく人間関係に抗いながら生きていく様を描いているように感じました。
周りと違って思うように上手く立ち回れない不器用さ。でも誰よりも熱い思いを胸に秘め、ひたむきに前進する姿勢。Diggy-MO’ならではの硬派な世界観ですね。
彼はこの曲を通して、「人生は苦難の連続。けれど怖くなって歩みを止めてしまったら何も生まれないし変われない。傷つくことを恐れず一歩を踏み出せ。」
こういったエールをリスナーに伝えたかったのではないでしょうか?
まとめ
今回は「爆走夢歌」についての解説や、歌詞を一人の男の人生に見立てて解釈してみましたがいかがだったでしょうか?
ソロ・シンガーとしての自立から現在に至るまで、ワンマンライブや映像作品とのタイアップなど、あらゆるシーンで活躍の幅を広げてきたDiggy-MO’。
2014年に所属していた大人気ヒップホップグループSOUL'd OUTの解散。
それでも決して立ち止まらず、キレのあるパフォーマンスや硬派な音楽でフロアを沸かしてきたDiggy-MO’には、今後も熱いサウンドでラップ業界を牽引していってほしいですね。
Diggy-MO'のオフィシャルウェブサイト。新譜、ライブ情報、配信情報など。
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