SNS上で話題になった感動的な歌詞
青春時代を生きるあなたへ
目標に向かってひたむきに頑張る姿を描いたwacciの楽曲「空に笑えば」。
2018年7月11日にリリースされ、SNS上でかなりの話題となりました。
楽曲の主人公は青春時代を生きる学生と思われます。
その切実な言葉と深いメッセージ性が、同年代である中高生の心を見事に射貫きました。
リスナーにどんな思いを伝えたいのでしょうか?
今回は歌詞の意味を徹底考察していきます。
MVをチェック
青春を繰り広げる登場人物

こちらは「空に笑えば」のMVです。
制服を着た3人の登場人物が、各々の青春を繰り広げていますね。
この歌の主人公は今学校生活を送る君たち。
そう伝えようとしている気がします。
無邪気にはしゃいで、ひたむきに頑張って、時には心が揺れ動いて…。
感情の起伏が激しい青春時代は、人生の変わり目ともいえる大切な時期です。
気持ちが揺さぶられて辛いこともありますが、真剣に生きている証拠ともいえます。
それでは歌詞の考察へと移りましょう。
目標どおりの結果でなかったとしても…
まず涙を流す場面から楽曲は始まります。
涙は「悲しさ」や「悔しさ」から流すもの。
主人公たちはどんな感情を味わっているのでしょうか?
なぜ泣きながら声をかけた?
泣くな 胸張れ
顔上げて 笑え
そういうあいつも泣いていて
出典: 空に笑えば/作詞:橋口洋平 作曲:橋口洋平
この印象的なフレーズに心を奪われた人も多いのではないでしょうか。
仲間へ向けた熱い言葉。
泣きたくなるほど絶望的な状況だったのでしょう。
そして泣くなと言った人物自身が涙を流しています…。
この人物は仲間のことを思い、弱い自分すら乗り越えようと精一杯声をかけたのでしょう。
決して自分も強い訳ではない。
でも自分も同じように泣いていては何も状況は変わらない。
そんな意図が読み取れる描写です。
複雑な感情の意味
本気で夢を追いかけて来れた
喜びに混じる 悔し涙
出典: 空に笑えば/作詞:橋口洋平 作曲:橋口洋平
何度も失敗したり挫折しかけたのでしょう。
そして、何度も立ち上がって挑戦し続けたのだと思います。
諦めずに努力を重ねた結果、味わうことのできた喜び…。
おそらく達成感から生まれる感情です。
簡単な道ではないほど、この達成感は大きくなるはず。
ここでは「努力」の重要性を表現しているのではないでしょうか。
後悔がない理由
もう一つ先へ行けたよな
そうだな でも悔いはないよな
拍手が降り注いで
泥だらけの手で応えた
出典: 空に笑えば/作詞:橋口洋平 作曲:橋口洋平