STU48【大好きな人】歌詞の意味を解釈！なぜ“涙が止まらない”のか？君との関係性について紐解く

今回ご紹介するのはSTU48の楽曲「大好きな人」です。

本曲は彼女たちにとって3作目となるシングル。

STU48の不動のエース、瀧野由美子さんがセンターを務めます。

涙がキーワードなっている本曲。今回は歌詞に注目し、その物語を紐解いていきましょう。

またYouTubeでは「大好きな人」のMVが公開中。

STU48号で撮影された美しい映像は必見です。是非本記事と共にお楽しみ下さい。

まず最初の1文では、主人公の愛にまつわるエピソードが語られています。

ここで分かることは、僕にとって君は愛を教えてくれた唯一無二の存在ということです。

また次のフレーズで肝となるのは「我慢」という言葉。こちらは愛とリンクしています。

つまり本作でいう愛とは、我慢することです。

では我慢とは具体的にどういった内容のことを指しているのでしょうか？

これまでご紹介した歌詞の中では、どのような我慢かは明らかにされていません。

この言葉の真意については次の歌詞をみてみることにしましょう。

自分の感情は後回し。相手にとって1番良いのはどの選択なのかを考えます。

悩みに悩んだ主人公が決断したのは、自分とは別れることだったようです。

ここで前述した我慢が、君を思う気持ちと繋がっていることが分かります。

本当は別れたくないものの、君のことを考え上記のような行動に出る…。

加えて主人公は2行目から分かるように、大切に思うが故に相手を観察しています。

別れを切り出すという行動は、かなり苦渋の選択だったと考えることができるでしょう。

本章では本作のキーワードである「涙」というフレーズが初登場。

上記の歌詞から、大好きな人を思って出た涙であることが分かります。

ではここで1番の歌詞から考察できる本曲の物語について考えてみましょう。

主人公は男性。付き合ってはいるものの、好きな女の子には別の好きな相手がいます。

そんな状況で彼女のためを思って別れを決断する、切ないラブソング…。

1番の歌詞をみてみると、そんなストーリーが頭の中を駆け巡ります。

しかし上記のような光景を決定づける具体的なシーンはありませんでした。

そのため、恋愛を語った物語かどうか上記の歌詞だけでは断定はできません。

これまでの内容を念頭に置き、この後登場する2番の歌詞を詳しくみていくことにしましょう。

これまで1番の歌詞を解説してきましたが、ここで本曲のとある特徴についてお話しておきましょう。

それはフレーズです。

音に対して歌われる言葉数が少ないこと。こちらが特色といえます。

言葉が少ない分歌詞はゆっくりと進んでいくので、男女問わず誰でも歌いやすい曲です。

まるで学校の卒業式で採用されるような、合唱曲を彷彿とさせるこちらの楽曲。

この構成は本曲にSTU48らしさを生み出す1つのポイントとなっています。

学生メンバーが主体のグループであるSTU48。

意識的に彼女たちのブランディングにマッチした楽曲を制作したといってよいでしょう。