夢に向かって走り続ける

OKAMOTO'S【Dreaming Man】MV解説!走りまくるオカモトショウ…追いかける男は誰?の画像

OKAMOTO'Sの8thアルバム『BOY』に収録されている『Dreaming Man』。

彼ららしいエッジの効いたロックサウンドが体の深い部分にずしんと響きます。

2019年には10周年イヤーを迎えるOKAMOTO'S。

彼らがこれまで積み上げてきたものや刻んできたもの。

そういったものがこの曲に詰め込まれているのではないでしょうか?

『Dreaming Man』というそのタイトルの通り、彼らはずっと夢に向かって走り続けてきたバンドです。

これからも彼らの夢の旅路は続いていきます。

OKAMOTO'Sの音楽を通して、私たちも素晴らしい夢を見てみませんか?

意味深なMV

MVの監督を務めたのは、OKAMOTO'Sの『90'S TOKYO BOYS』のMVも手がけた山田健人監督。

『90'S TOKYO BOYS』のMVと似た雰囲気を持ちながらも、このMVはまったく新しい魅力を見せてくれます。

ロックで格好良い!なのにシュール……。

そんな少し変わった雰囲気が癖になりそうです。

走り続けた先に何がある?

サビで繰り返されるタイトルの「Dreaming Man」。

ここの部分のフレーズには、地の底から這いあがってくるような力強さがありますね。

輝かしい夢や華やかな未来。

そこにたどり着くための、暗く険しい道のり。

MVの中でボーカル・オカモトショウが走り続けている道の先には、どんな夢や未来が待っているのでしょうか?

意味深で謎が多いMVに、考察もはかどります。

謎に包まれた冒頭シーン

MVはオカモトショウのソロシーンから始まります。

そして、そのままバンドの演奏シーンへ……。

と思いきや場面は変わり、なぜかオカモトショウが車の後部座席に乗せられています。

しかも、頭には黒いビニール袋。

まずは、この謎の包まれた冒頭シーンから解説していきます。

突如現れた不審な男

頭に被せられた黒いビニール袋を取り、車から降りるオカモトショウ。

本人も自分に何が起こっているのか、分かっていない様子です。

目が覚めたら知らない場所にいた、ということなのでしょうか?

だとしたら怖すぎるシチュエーションですね。

オカモトショウは、訳が分からないという感じで走り始めます。

ここから、オカモトショウはずっと走りっぱなし。

いったいどこに向かって走っているのか……。

その謎が解けないまま、新たな謎が現れます。

必死で走るオカモトショウを崖の上から見下ろす不審な男。

この男、いったい誰?

追いかけられて、追い抜かれて…

森の中、線路の上、地下通路……。とにかくオカモトショウが走りまくっています。

なぜ、こんなにも必死になって走っているのか?

それは、あの崖の上にいた不審な男が後ろから追いかけてくるから。

気がついたら知らない場所にいて、なぜか男に追いかけられる。

そんな状況になったら、そりゃあ必死にもなるでしょうね。

オカモトショウは時折り後ろを振り返り、男の姿を確認している様子です。

逃げるオカモトショウ。迫りくる男。

そして、とうとう男がオカモトショウに追いついた……!

と思ったら、男はそのままオカモトショウを追い抜いていってしまいました。

いったい何だったの?!そう叫ばずにはいられない展開です。

たどり着いた場所は...どこ?

地下通路で不審な男に追い抜かれたオカモトショウ。

そこから場面は変わり、オカモトショウはホテルの廊下と思われる場所にいます。

壁に並んでいるのは同じ扉ばかり。

そこでもオカモトショウは走り続けます。

扉を開くと、また扉