歌物語としては夜通しカーレースのゲームをして、最終的に激突。
その結果、潮が満ちて、これまで閉じていた扉が開いたという流れです。
遊び心満載のラップを本気で続けた結果、壁を乗り越えることができた。
そんな意味ではないでしょうか。
これまでは壁にぶち当たるだけだったのに、今回はそこに扉があり、しかも開いたという結末。
運よくチャンスに恵まれたという感覚でとらえているところがchelmicoらしい明るさです。
開いた扉の先に待っているのはサビ。
最後にサビが繰り返されます。
「本気の遊び」に挑戦した結果、想像以上の手応えを感じたという内容。
一般的なバトルではなく「相乗効果を生むラップ」という独自路線です。
手探りで続けているときは不安な思いもあったのでしょう。
それでも「これならいける!」という確信に変わった瞬間があったと解釈できます。
結果的に、扉の先で待ち受けていたのは「本気の遊び心」に対する自信だったのではないでしょうか。
最後に
いかがでしたか?
「Player」にはかわいらしくておもしろいだけではない、chelmicoの熱いメッセージが込められていましたね。
それでも暑苦しくなく、さっぱりとした印象を受けるところがクールです。
カーレースのゲームを楽しむように、失敗しても運が開けることもある。
そう明るく考えて、本気で遊び続ける人生を見習いたいものです。
超クールなchelmicoはアニメのようなドラマ「四月一日さん家の」の主題歌も担当しました。
その「switch」の解説記事も併せてご覧になってはいかがでしょうか。
chelmico【switch】歌詞解説!ワクワクの同居生活に憧れちゃう?3人の日常を覗いてみよう - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
chelmicoの「switch」は、バーチャルYouTuberが主演のドラマ「四月一日さん家の」のオープニングテーマでした。日常でパーティーをしようという歌詞は、楽しさの中にどことなく儚げな雰囲気を漂わせています。オンとオフのスイッチを切り替える歌詞の解説を行いました。
「Player」と同じくメジャーアルバム「POWER」に収録されている「Highlight」。
こちらの解説記事もどうぞ。
chelmico【Highlight】歌詞を解説!退屈な日常…たまにはいいんじゃない?ハメを外しても - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
ラップ・デュオのchelmicoが教えてくれる非日常。ハメを外すのに勇気がいるのなら【Highlight】で輝いちゃいましょう。オシャレやカッコイイにとどまらない恋が待っているかも。光る歌詞を解説します。
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