あんたの軽ぃキック へでもねーよ
あんたの軽ぃパンチ へでもねーよ
あんたの軽ぃブロウ へでもねーよ
へでもねーよ バカじゃねーよ

出典: 屁でもねーよ/作詞:藤井風 作曲:藤井風

周囲を顧みない不快な他者からは、きっと様々な形でダメージを受けるでしょう。

多くの人は身体的な攻撃より、精神的に攻撃を食らっている事の方が多いのかもしれませんね。

しかしそんな攻撃を『へでもねーよ』と。流せるような強さを持つのが大事です。

ここでいう強さとは、攻撃を撥ね返すのではなく受け流す意味合いの方が強いでしょうか。

自分の事を傷つける人の言葉に、耳を傾ける必要は一切ありません。

傷付けられたからといってやり返せば、あなたは憎い相手と同じ存在へとなり下がってしまいます。

こちらを傷つける言葉は見ない聴かない相手にしない

私達の時間は限られているのですから、そんな相手に割いている貴重な時間などありません。

自分を傷つける人より先に、自分を大切にしてくれる人と共に過ごす時間を大切にするべきです。

あんたの軽ぃディス へでもねーよ
あんたの軽ぃヘイト へでもねーよ
あんたの軽ぃマウント へでもねーよ
へでもねーよ それでえーの?

出典: 屁でもねーよ/作詞:藤井風 作曲:藤井風

強いて、自分を傷つけてくる人間に言葉を投げ返すのであれば。

攻撃の言葉でなく相手の本質を突いた言葉の方が、よっぽどダメージが大きいはず。

自分の有限な時間を人を傷つけるために使って、その人には一体後で何が残るのでしょうか。

人を傷つけた後に残るものが何もないという事は、きっと皆さんにとっては周知の事実でしょう。

また人間の脳というものは単純な構造をしていて、人に言った悪口で実は自分も傷ついているんだとか。

相手を傷つけている人は、知らず知らずのうちに自分で自分も傷つけているのです。

まあもっとも、そんな簡単な事にすら気付かないほどにレベルが低いから。

その人は誰かを傷つけるという、愚かで時間の無駄でしかない行為を行っているのですけれど。

相手を変える事はできないけれど…

それでも、我慢できない時もある

帰れ うちへ帰れ
黙れ しばし黙れ
騒げ よそで騒げ
騒げ

出典: 屁でもねーよ/作詞:藤井風 作曲:藤井風

とはいえ、日頃イライラしてしまうことに対して。

そんな大人な態度を聖人君子のように、誰しもがいつも取れるわけではありません。

時には相手の言葉を上手く受け流せず、反抗して相手を傷つけたくなることもありますよね。

そのせいで、相手に指図するような強い言葉を使ってしまう、なんてこともきっとあるはず。

誰であろう自分自身が他人からそんなふうに指図されても、それに従うわけはないのに。

十分わかってはいるのだけれど、物事を客観的に捉えることはとても難しいことです。

特にそれが怒ったりイライラしたりと、感情が大きく揺さぶられている時であれば猶更。

世界を変えたければまず自分を変えろ!?

かと思いきや急展開 自分次第で別世界
作り変えられるみたい 信じたい
神様、力をちょうだい 一人じゃ何も出来ない
確かなものにしがみついてたい

出典: 屁でもねーよ/作詞:藤井風 作曲:藤井風

人は、人を変える事はできません。

命令や指図をすることで人を従わせることは、基本的に負荷を強いる事です。

人が変える事ができるのは、自分自身だけ。

自分自身を強くすることで、こちらを攻撃する人から身を守る事もできるようになりますね。

ですがこれには実は上には上があり、自分自身を最上級にさらに強くするとどうなるか。

なんと驚くべきことに、そもそも誰にも攻撃されない自分を作る事ができるようになるのです。

貴方の周りにも人と人の間の立ち回りが上手く、いわゆる「敵を作らない」タイプの人はいませんか?

人は、他者を変える事は確かにできません。

しかし時に自分を大きく変える事で、それを介して他者を変えてしまうこともできるのです。

そういった意味でもやはり自分の世界をどうするかは、自分次第でもあるのではないでしょうか。

最後に

藤井風【へでもねーよ】歌詞の意味を考察!へでもねーよと返す理由は?世界を変えられる力の正体を紐解くの画像

いかがでしたか?

本日は藤井風『へでもねーよ』の歌詞をご紹介致しました。

自らを傷つけるものに対する、微動だにしない堂々とした姿勢。

そんな堂々とした自分になる、という事が、自分の穏やかな世界を作る大きな第一歩なのでしょう。

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本サイトOTOKAKEには、まだまだ皆さんに読んで頂きたい記事がたくさん。

最後に本記事とあわせて、ぜひチェックして頂きたい曲を2つご紹介致しましょう。

今回ご紹介するのは、藤井風と共にお勧めする今音楽好きからの注目度も高いアーティストです。

Vaundy『東京フラッシュ』