南風に掴(つか)まって空を 飛んでいるような青の世界
気流遊泳 悩みさえも 振り捨ててしまえ
人はみんな秘めた痛みとか いつまでも癒えはしない傷を
庇(かば)いながら 笑顔鎧(よろ)いながら 出逢うんだ
So trust me あなたを信じる誰かが ここにいる Right here, right now
金色(きん)の粒子を纏(まと)う女は What a beautiful rose!
出典: BRIGHT/作詞:小竹正人 作曲:FAST LANE・ERIK LIDBOM
南風というのは、普段は暖かくて穏やかに吹いてくるものだというイメージが筆者にはあります。
その南風と共に、澄み渡る空を飛ぶような青い世界を遊泳しましょう。
そして、悩んでいたことも空を漂いながら捨て去ってしまうのです。
また、人は誰しも一人で抱える痛みがあったり、長く傷を抱えているものかもしれません。
そういったものを自分で護りつつ、人には笑顔を見せながら色々な出会いをしていきます。
だから、出会った時点ではその相手の過去の痛みなどは知る由もありませんよね。
でも、信じてくれる誰かがいることは救われるもの。
そんな人がいれば何だって乗り越えられるのではないでしょうか。
それは、恋をしたその女性に向けられた感情。
「あなたを信じているから、自分を信じてほしい」という…。
その信じあいたい相手は、まさに綺麗な薔薇なのです。
2番のサビがある!
あなたは私の明日を彩ってくれる
ああ美しく 生きている人よ 愛しくも 美しい人よ
これからもあなたずっと 咲き続ける Wanna look all the time
抱きしめても 折れることのない 鮮やかな薔薇(ばら)が匂い立つ
明日(あす)を彩(いろど)るあなたは なんて綺麗なんだろう!?
出典: BRIGHT/作詞:小竹正人 作曲:FAST LANE・ERIK LIDBOM
美しく生きているその人に、恋をしてしまったのです。
その人は、今後もいつまでも咲き続けるでしょう。
それを、主人公はずっと見続けられると言っているようです。
例え抱きしめたとしても、ポキリと折れてしまうことのない薔薇のように、その人は香ります。
大好きな人の存在があるだけで、明日というのも輝いて感じられるものではないでしょうか。
自身の未来をも彩ってくれるその人は、鮮烈でまばゆいばかりの存在でもあるのかもしれません。
そのあとの歌詞とは?
自分を照らしてほしい
現在・過去・未来と あなたはあなたらしく
水飛沫(みずしぶき) Splashing 花吹雪 Blooming
Keep on shining bright, my rose!
Oh… Standing in the sun…Ah
出典: BRIGHT/作詞:小竹正人 作曲:FAST LANE・ERIK LIDBOM
これまでも、そして今、これから先もずっとその人はその人らしさを持って、色々な姿を見せていくのでしょうか。
その姿は、水しぶきを弾けさせるような快活さかもしれません。
もしかしたら、可憐に花吹雪を散らすこともあるのでしょう。
私の薔薇よ、いつまでも光り輝いて…。
そして、太陽の中で立っていて…。
太陽というワードが出てきたのは、自分を照らしてくれる存在になってほしいという意味もあるのと思われます。
この後は、サビ部分の繰り返しです。
『BRIGHT』はどのアルバムに収録されている?
『BRIGHT』はシングルに入っている楽曲ですが、アルバムにも収録されています。
『FUTURE』というアルバムの、ディスク1の3曲目に収録されているのです。
『三代目 J Soul Brothers』と『今市隆二』、『登坂広臣』。
これら3つのパターンが集結しています。
さらにこのアルバムは、ディスク7枚組という超大作のタイプがあります。
ディスク1~3はCDになっていて、4~7がDVDなのです。
他のタイプではCDのみなどもありますので、ご自身のお好きなタイプをゲットしましょう。
また、前作から2年ぶりのアルバムということで、待望の作品でもあるのです。
映像Discが付いている7枚組には、『SEVEN / 7』という長編ドキュメンタリー映像が収録されています。
これは、1年間ほどそれぞれのメンバーを追ったものとなっているそう。
なので、1年間の間にメンバーがどんな風に過ごして考えてきたかがわかるのではないでしょうか。
映像自体も大変に興味深い内容になっていますね。
この様に、『BRIGHT』の収録されている『FUTURE』はボリューム満点です。
ファンの方はとっても楽しめること間違いなし!
最後に一言
いかがでしたでしょうか。
三代目J Soul Brothersの『BRIGHT』は、愛の歌なのです。
歌詞を追ってみても、なかなかに情熱的な言葉が並んでいることがわかります。
生き方までも美しいその人に、とことん魅せられてしまったという恋の物語です。
そこまで鮮烈な印象を持てるような相手と巡り合えるというのは、奇跡のようなものかもしれません。
とても素敵な出会いですよね。
相手を薔薇に例えているのも素敵すぎます。
筆者も恥ずかしい気もしますが、歌詞のように思われてみたいものだなと思います。
楽曲については、爽やかさのある感じになっています。
なので、歌詞の情熱的な部分と上手に調和が取れているように感じられます。
この魅力的な楽曲を、ぜひ聞いてみてください。