AliA【ノスタルジア】歌詞の意味を考察！青春はなぜ痛い記憶なの？戻りたい幸せな記憶の理由に迫る

どんなに青春が美しく輝いていたとしても、そこに痛みはつきものです。

順風満帆でトラブルの全くない日々を送ってきた人などいません。

誰もが帰りたい日々を、そしてやり直したい記憶を持っているはずです。

それでも日々が取り戻せるわけではなく、それどころかどんどんと未来に向かって歩みを止めない毎日。

そんな毎日を生きる自分を作り上げているのは、他でもない過去の自分です。

痛みも、そして幸せも全て抱えて、過去が作り上げた今を生きていくしかないのです。

ストリングスが含まれ、楽器数も多いことから重厚な印象をもたらすAliAの楽曲。

中でも荒々しい歌詞と歌声が魅力的な「impulse」は、その名の通り衝動に突き動かされる主人公を描きます。

押さえつけられ、自分の進むべき道すら分からなくなりそうな主人公。

ある時をきっかけに思いのすべてを吐き出し、自分の願い通りの日々へと歩き出すのです。

また、AliAメンバーがもっとも思い入れのある楽曲だと語るのが「かくれんぼ」です。

自分自身の毎日に色を付けるために、怯え隠れる自分自身を見つけ出してあげたいと願う主人公。

鬼に捕まったその時、既に忘れかけていた夢がまた心を打ち始めるのです。

どうしようもない思い出を抱えながら、それでも前を向かなければならない日々を描いた「ノスタルジア」。

振り返りたくない過去がある人、後悔が消えない人、ウイルスの影響で青春の日々がなくなった人……。

青春を過ごした全ての人に、再びあの日々を思い出させるような楽曲となりました。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。