2枚目のシングル!
2013年発売の大ヒット曲!
残念ながら2016年から活動休止中のOne Direction(ワン・ダイレクション)。
ソロ活動を行っている彼らですが、活動再開を願う声も多いです。
2013年に発売された彼らのシングル『Best Song Ever』はイギリスのみならず全世界で大ヒットとなりました。
今回はあの有名な人物が関わったMV、切ない恋を歌った歌詞を解説していきます。
タイトルの意味は「これまでで最高の曲」。
まさに1D最高の曲と言っても過言ではありません。
まずは何百万回も再生されたMVからご紹介しましょう。
MVをチェック!
ナイルとルイがおじさんに!ゼインが女装!?
まず、ルイはジョニーという頭がつるつるで胸毛のすごいおじさんになっています。
これは映画『トロピック・サンダー/史上最低の作戦』でトム・クルーズが演じた役がモデル。
ナイルが演じたジョニーの相方ハーヴェイは映画プロデューサーのハーヴェイ・ワインスタインがモデルです。
二人がしている会話も笑えるので、訳してみました。
ジョニー「アンジェリーナ(・ジョリー)とどうにかなりたいけど、ブラッド(・ピット)は息子みたいな存在なんだ…」
ハーヴェイ「お前は良いヤツだな」
ジョニー「そうなんだ、そうなんだよ」
そんな会話をしていると部屋に入ってくるのはセクシーな秘書ベロニカ。
なんと、彼女はメンバーのゼインが演じています。美人ですね!
本物のメンバーが登場し、どうやって1D出演の映画を売り出すのか説明を始めます。
そして、“マーケティング・ガイ”と紹介され、部屋へ呼び込まれたメガネの男性マルセル。
ハリーが気弱そうなマルセルを演じています。
そして、最後に登場するのはダンスの振付師であるリロイ。
彼を演じているのはリアムです。
このミニコントは歌詞の内容とは関係がないものですが、とても面白いです!
脚本はなんと有名な司会者のジェイムズ・コーデン
イギリス出身のマルチタレント
「笑える!」と大人気となったこのMVですが、関わった人物を知ると納得です。
MVのあらすじは米トークTV番組『レイト×2ショー with ジェームズ・コーデン』の司会者が考えたんだとか。
ジェームズ・コーデンはミュージシャンとドライブしながら、カラオケをする「カープールカラオケ」でも有名です。
元々は舞台や映画、コメディ・ドラマで活躍していた俳優だったのですが、いまやすっかりコメディアン。
1Dとは同じイギリス出身という共通点があります。
メンバーの年齢にしては渋すぎるパロディとなっているのはジェームズが脚本を書いたからでしょう。
彼は一見、小柄で少しぽっちゃりとした親しみやすいおじさんなのですが、実はその経歴はスターそのもの。
トニー賞、イギリス・アカデミー賞を受賞したことがあるほか…
なんと、サッカーのイングランド代表の応援歌でイギリスのチャートでトップになったこともあります。
その功績が認められ大英帝国勲章の将校(オフィサー)を受章しているジェームズ。
MVでもしっかりその才能を発揮しています。
それでは歌詞の内容について解説してゆきましょう。
独自の和訳のため、正確ではない可能性があります。ご了承ください。
歌詞を独自に和訳&解説!
ハリーのパート
Maybe it's the way she walked (wow)
Straight into my heart and stole it
Through the doors and passed the guards (wow)
Just like she already owned it
出典: Best Song Ever/作詞:Hector・Ryan・Bunetta・Drewett 作曲:Hector・Ryan・Bunetta・Drewett
“多分これが彼女のやり方なんだ(ワオ)
まっすぐに僕のハートを盗んでいった
ドアとたくさんのガードをすり抜けて(ワオ)
元々自分の物だってみたいにさ”
とても簡単に、そしてとても速くある女の子に夢中になった歌詞の主人公。
あっさりとハートを奪われたことが少し悔しそうです。
ゼインのパート
I said, "Can you give it back to me?"
She said, "Never in your wildest dreams."
出典: Best Song Ever/作詞:Hector・Ryan・Bunetta・Drewett 作曲:Hector・Ryan・Bunetta・Drewett