【ラブラドール・レトリバー/AKB48】歌詞＆MVを徹底解説！ワンちゃんポーズのメンバーがキュート！

青年は、夏が来るとバカンスに来る少女に恋をしています。

今年もその頃になりビーチに行くと、白いパラソルの下、水着姿でビーチチェアに寝そべる少女。

「70's ビキニ」は1970年代に流行ったビキニのことです。

うなじの辺りでヒモを結ぶタイプが流行り始めたのが1970年代頃ではないでしょうか。

青年はきっと1年振りに少女の水着姿を見て、心臓が高鳴ったでしょう。

去年は仲良く話すことはできましたが、そこでタイムオーバー。

今年はお目付け役のパパとママはまだ到着していません。

青年は「今年こそ！」と少女にアピールします。

青年の飼い犬のラブラドール・レトリバーと一緒に波打ち際で遊ぶ少女。

砂が付くのも気にせずサンダルを脱いではしゃぐ姿が青年には眩しく映ります。

ごく自然に「キスしたいな……」と頭を過(よぎ)ったのではないでしょうか。

「Oh Ma Cherie」は「私の愛しい人」という意味のフランス語です。

ペットボトルでドキドキしてるのは青年としてはピュアすぎる気もしますが、答えはその次にあります。

青年は「ひと夏の恋」ではなく少女を本当に愛してしまったのです。

自分でも「らしくないな」と戸惑っているのかもしれません。

バカンスのシーズンが終わると観光客はビーチから去って行きます。

でも青年の夏は、少女に告白するまで終わりが来ないのです。

このあと「やっと懐いた」と出てきますね。

ここで青年が少女に告白し、OKをもらえたのだと分かります。

ここの「ラブラドール」は少女をワンちゃんに置き換えているのでしょう。

1年越しの恋がようやく実って「懐いてくれた」少女を抱きしめることができました。

「どうして勇気を出さなかったんだ……」

青年は去年、少女が去ってしまったビーチで何度も後悔を繰り返していたのでしょう。

念願叶った今、青年はようやく少女に言えるのです。

「キス……しようか？」と。

この歌に何度も出てくる「ラブラドール」。

少女と知り合ったきっかけ自体がこのワンちゃんだったのではないでしょうか。

ワンちゃんの散歩に来た青年が少女と出会い、恋に落ちた。

バカンスのシーズンが終わる頃には少女とはまた距離が空いてしまいます。

でも青年はきっと2人が一緒にいられるようにいろいろ考えるのだと思います。

ああでも今は、そんなことより。

「初めてのキスをしよう」

「ラブラドール・レトリバー」はいかがだったでしょうか？

この楽曲は最初聞いたときはパンチがないように感じてしまうかもしれません。

でも繰り返し聞いているとクセになり、気持ちが晴れていくように感じる不思議な曲です。

4thアルバム「ここがロドスだ、ここで跳べ!」でも聞くことができます。

他にも「希望的リフレイン」や「心のプラカード」などのシングルが収録されて聞きごたえ十分。

AKBの楽曲をまとめて聞きたい方にオススメの1枚です。

他にもAKB48関連記事をピックアップしましたので、併せてチェックしてみてください。

まゆゆが初めて総選挙で1位を獲得したミディアムナンバー。

センターのまゆゆだけでなく、乃木坂46と兼任していた生駒ちゃんにも注目してほしいです。