【SLY/RIP SLYME】歌詞の意味を考える！ずるがしこいのは誰…？愛は全ての免罪符になるの？！

妖艶な美女が物欲しげな視線を投げかけています。

正真正銘RIP SLYMEの通算20枚目のシングル「SLY」のジャケットです。

RIP SLYMEのCDジャケットは可愛いイラスト物が多い中で異色作の匂いがしますね。

「SLY」がリリースされたのは2013年の11月です。

クリスマス直前にリリースされたこの曲のテーマは「甘い大人の恋愛」です。

しかしクリスマスにカップルで聴くという雰囲気ではありませんね。

言うならば恋愛中のカップルの脳内サウンドトラックにふさわしい楽曲なのです。

「SLY」はフジテレビ系列の人気ドラマ「リーガルハイ」第2期の主題歌です。

「リーガルハイ」は堺雅人と新垣結衣主演のコメディタッチの法廷ドラマ。

「SLY」の持つ少しおどけた印象との相性は抜群でした。

第1期の主題歌もメンバーのPESのソロ曲が主題歌でしたね。

この「女神のKISS」という曲はバンドサウンドの歌ものと意外なアレンジでした。

MVでは中学生の頃から始めたというギター演奏も披露しています。

歌ものとファンキーなアレンジは後の「SLY」に通ずるものがありますね。

「SLY」のMVではRIP SLYMEの面々が手品師に扮して登場します。

タイトルの「SLY」がずるいという意味から連想して手品師というスタイルに決めたそうです。

ジャケットの妖しい美女も出演し大人の恋の駆け引きも演出されています。

メンバーもアラフォーに差し掛かり大人っぽい演出も決まっていますね。

MVの後半から左端にRIP SLYMEでは見かけないメンバーが目に入ります。

実はOKAMATO'Sのハマ・オカモトがMVにゲスト出演しているのです。

ハマ・オカモトは元々RIP SLYMEのファンであり、メンバーとの交流もありました。

ILMARI達ての希望で「SLY」のレコーディングに参加しているのです。

後日譚ではレコーディング当日、ILMARIは大遅刻をして現場に立ち会えなかったそうです。

しかも完成したトラックを聴いて「このベースかっこいい！誰？」と天然ボケをかましていたそうです。