日本語部分の歌詞も抽象的な表現が多い
歌詞は、英語はともかく日本語も一度聴いただけではちんぷんかんぷんな言葉がズラリとつづきます。
これはLOVE PSYCHEDELICOでは『Last Smile』に限らず他の曲にも多く使われている表現方法です。
いろいろとある作詞方法のお話~ロックなどで使わている方法を紹介
ここでちょっと脱線しますが、作詞についてのお話をしたいと思います。
ロックやポップスの世界では作詞をする場合いくつかの方法があります。
見たり思い描いたりした情景を歌詞にする方法
例えばひとつは一般的な方法で、自分が見ている風景や思い描いた情景を描き下ろしていくパターン。
この場合、完成した歌詞はひとつの物語としてストーリーが組み立てられています。
一般的に、聴く側にとっても大変わかりやすい歌詞になり、憶えやすく歌いやすい曲に仕上がります。
先に、メロディーや曲調に合った単語を貼り付けて後から意味を設定する方法
一方、意味は後回しにして、先に言葉を入れ込んで歌詞を作成してしまう方法があります。
この方法は、一見「ずるいやり方」的なニュアンスを感じるかもしれませんが決してそんなことは無いのです。
この方法により、抽象的な表現の多い一曲が完成します。
言葉の語数と意味もメロディーにピッタリとマッチするため不自然さが無い一曲に仕上げることができます。
結果的に良い曲が完成すればそれでOK
これは、どちらが良いとか悪いとかの話ではありません。
料理で言えばスパイスを先に入れるか後に入れるかの違い、と言えば分かりやすいでしょうか。
作詞方法はアーティストそれぞれ。
これ以外の方法で作詞しているアーティストも多数いることと思います。
結果的に良い歌詞が出来上がればそれで良いのです♪
LOVE PSYCHEDELICOはどのような方法で作詞をしているのかを推測
ではLOVE PSYCHEDELICOはどのような方法で作詞をしているのでしょう?
LOVE PSYCHEDELICOのほとんどの曲はクレジットが「作詞作曲:LOVE PSYCHEDELICO」となっています。
LOVE PSYCHEDELICO|NAOKIとKUMIの作詞方法
LOVE PSYCHEDELICOの作詞方法に関しては以前インタビュー記事で読んだ記憶があります。
それによると作詞はNAOKIとKUMIが共同で作業をしているのでどっちがどの言葉を書いたのか全然憶えていないそうです。
このあたりのコメントから考えると、先に単語を貼り付けて意味を後回しにしている可能性が高いと思われます。
いずれにせよ、LOVE PSYCHEDELICOには抽象的で意味深な歌詞が多いです。
もちろん良い意味です♪
LOVE PSYCHEDELICO『Last Smile』の歌詞の意味を自己解釈
では、『Last Smile』の歌詞について見ていきたいと思います。
あくまでも私の自己解釈となりますのであらかじめご了承下さい。
また、前述の通り英語の歌詞がいたるところに出てくるのと、日本語もかなり抽象的な表現が多いです。
「解釈」というよりも「日本語を日本語で翻訳」的な意味合いとして読んでいただいた方が良いかも…です♪