BABYMETALとしては国内の各フェスのように席巻していきます。

メタル・フェスの「LOUD PARK」での出演は物議を呼びました。

しかし、実際に彼女たちがステージでパフォーマンスをすると観客はモッシュとダイブので歓迎します

国内の異論をひとまず黙らせた画期的なイベントになります。

観る者の心を鷲掴みするYUIMETAL

BABYMETALの核はSU-METALのヴォーカルにありますが、人気ではYUIMETALも負けません。

彼女の少女性にBABYMETALがどういったものであるのかの核心のひとつが見えるからでしょう。

YUIMETALはどんな表情にも光輝く特性があります。

喜んでいる顔、無邪気な顔、大観衆に緊張している顔、困惑している顔、観客の声援に応える顔

すべてが星の光のように眩いです。

YUIMETALは観る者のハートを一瞬で鷲掴みする存在感があります。

もちろんSU-METALとMOAMETALも同様。

ただ三者三様、光の輝き方が違うのがBABYMETALの魅力だったのです

ファースト・アルバム「BABYMETAL」

「4の歌」作詞作曲

【YUIMETAL(水野由結)】BABYMETALでの活躍まとめ!世界中から愛されるゆいの魅力って?の画像

2014年2月26日、ファースト・アルバム「BABYMETAL」を発表

YUIMETALはこのアルバムの中でMOAMETALとともに「4の歌」を作詞作曲します。

「4の歌」は日本では死を連想するためになにかと忌み嫌われる「4」という数字の解釈を転倒させるのです。

幸せの4 死ぬじゃない4
失敗の4 世直しの4

幸せの4 死ぬじゃない4
おいCの4 喜びの4 !
4 ! 4 ! 4 ! 4 !

4 ! 4 ! 444 ! 4444 !

出典: 4の歌/作詞:BLACK BABYMETAL 作曲:BLACK BABYMETAL

デス・メタル調のサウンドと、レゲエ調のブレイクを伴った気が抜けてしまうような明るい歌。

BABYMETALのライブではYUIMETAL、MOAMETALの最大の見せ場の曲となります。

忌み嫌われている「4」という数字の復権を願う壮大な野望が見え隠れ。

軽く感じるイメージよりも、もっと深い意図があるのかもしれないです。

それでも少女たちの悪戯の様相もあり、ファンにとても愛されている曲

尚、編曲はメタリカの名作「マスター・オブ・パペッツ」へのオマージュを思わせます。

YUIMETALの確かな成長

この時期、BABYMETALの代表曲「ギミチョコ!!」のMVが公開され、海外での認知が格段に進みます

ページにリンクを貼りましたのでYUIMETALの姿を存分にご覧ください。

「ド・キ・ド・キ☆モーニング」のあぶなっかしい子どもの姿からは随分成長したYUIMETALがいます。

YUIMETALが逞しくなってゆく過程は観ていて安心しますし、どこか感動的です。

BABYMETALは日本武道館3連夜公演を実現。

このときの彼女たちは平均年齢14.7歳ですから快挙です。

メタルレジスタンス第2章

「ソニスフィアの奇跡」

2014年も半ばを過ぎ、7月、BABYMETALは初のワールドツアーを敢行。

特に「Sonisphere Festival UK」でのパフォーマンスは「ソニスフィアの奇跡」と呼ばれる伝説となります

最初は小さなテントステージでの出演を予定しましたが、チケットの売れ行きがすさまじかったようです。

彼女たちは何万人もの観客を収容できるメインステージでの出演と変更になります。

このとき、彼女たちは「日本から10人位くればいいね」などとお互い話していました。

いざ、BABYMETALがステージに立つと人、人、人の大観衆。

しかし、「Sonisphere Festival UK」は酷いパフォーマンスをすると客席からペットボトルが投げ込まれる場所。

日本のファンは彼女たちに危害が及ばないか随分と心配しました。

それでもBABYMETALと神バンドの圧巻のステージングに観客は大興奮。

観客はモッシュとダイブでBABYMETALのパフォーマンスに応えるのです。

その感動的な状況を公式動画で観ることができるので紹介いたします。

最後の曲「イジメ、ダメ、ゼッタイ」をご覧ください。

YUIMETALの毅然とした姿、瞳の輝き

ここでのYUIMETALの勇姿を目に焼き付けてください

男性ばかりのファンに立ち向かうように毅然とした表情を魅せたかと思えば、感動に震えているようでもある。

少女というよりも「人」として立派なのだと思いしらされます

白い肌、ツインテール、黒いコルセット、ひらひらスカート、全力疾走。

曲が終わり「SEE YOU!!」とステージを去る彼女らにファンは「One More Song」「We Want More」の絶叫。

すべてが感動的です。

We are BABYMETAL!!

『Virtual Festivals』も「当初は冷やかし半分面白半分が支配的だった聴衆が、Sonisphereを去るころには畏怖の念に満ちた敬意に変わっていた」と評価した。

出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/BABYMETAL

「Road of Resistance」