「ヘドバンギャー!!」
2枚目のインディーズシングル
「ヘドバンギャー!!」は2012年7月4日に発売された2枚目のインディーズシングル曲です。オリコンチャート週間20位を獲得しました。
初回生産限定盤と通常盤の2種類で発表され、それぞれの内容が異なります。
初回生産限定盤の中には、限定プレミアムライブへ参加するための応募抽選券が封入されています。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%BC!!
また、通常盤のみenhanced CDの仕様になっており、特典映像「BABYMETAL DEATH」を見ることができます。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%98%E3%83%89%E3%83%90%E3%83%B3%E3%82%AE%E3%83%A3%E3%83%BC!!
熱心なファンは2つとも購入してしまいますよね。CDが売れない時代にどうやって売るか?考えさせられる作品です。
YouTubeで簡単に映像を見ることのできる時代ですから、これでしか見られない映像を特典にするのは上手いやり方ですね。
武道館で事故発生?!
実はBABYMETALの武道館のライブ中に事故がありました。
メンバー(YUIMETAL)がステージから転落してしまったのです!!幸い大事には至らず、数分でステージへ戻ってきました。
落下したところに機材などがあれば、大事故につながっていたかもしれません。何もなくて本当に良かったです。
ファンもほっとしたでしょうね。激しいダンスが特徴のBABYMETALですから、今後は転落のないように柵などの安全策が必須ですよね。
「ヘドバンギャー!!」の歌詞
深掘り
「ヘドバンギャー!!」の歌詞は15歳の少女の物語です。
神秘的なキーボードの音から始まる印象的なイントロ。バッキバキのギターと重いリズムが特徴の曲。
スクリームも多用され、まさにメタルサウンド!!ツーバスも迫力があり聴き所満載です。
激しさの中にもエモさを感じる名曲。切なさと激しさが同居するサウンドですね。
それでは「ヘドバンギャー!!」の歌詞の世界を見ていきましょう。
伝説の黒髪を華麗に乱し
狂い咲くこの華は はかなく消える
さぁ時は来た もう迷わない 握りしめたの 18きっぷ
東へ西へ 南へ北へ 今日もドセンに突撃
出典: ヘドバンギャー!!/作詞:江戸メタル・ナカメタル 作曲:NARASAKI
「伝説の黒髪」とはBABYMETALのことでしょうか。
自分たちのことを「伝説」と呼ぶのも自信の現れでしょうね。「狂い咲く」というのもBABYMETALを表すのにピッタリの表現です。
18きっぷを握りしめて全国のライブへ参戦する様子を描写しています。でも、18きっぷという言葉のチョイスが絶妙ですよね。
この激しい演奏で18きっぷという単語が歌われるとは誰が想像できたのでしょうか。ギャップがたまりません。
「ドセン」という歌詞が出てきますがご存知でしょうか。「ドセン」とは「ライブ会場の客側のど真ん中」のことです。一番盛り上がる場所ですね。
こんな専門用語が使われるとグッと歌詞のリアリティが出ますよね。
ここの歌詞はBABYMETALの存在とBABYMETALのファンのことを歌っています。
上手(こいや!) 下手(こいや!) 直立不動 仰け反り
逆ダイ(からの) 柵ダイ(からの) コロダイ( からの) 折りたたみ
15の夜を忘れはしない
泣き虫なヤツは ここから消え失せろ
出典: ヘドバンギャー!!/作詞:江戸メタル・ナカメタル 作曲:NARASAKI
ファンを煽る歌詞ですね。「逆ダイ」「柵ダイ」「コロダイ」などのライブでの専門用語が使われています。
ライブでの興奮をより燃焼させる歌詞ではないでしょうか。まさにライブでの熱狂を煽っています。
「15の夜」は「じゅうごのよる」ではなく「いちごのよる」と歌います。
普通は「じゅうごのよる」と歌うのではないかと思いますが意図的に「いちごのよる」と歌っていますね。
どのような意図があるのかは推測しかねますが、「いちごのよる」というと「苺の夜」という風に聴こえます。
「苺の夜」であれば、ギャップがあり歌詞として面白いですし、かわいいアイドルとしてのイメージも表現しているのではないでしょうか。
「苺の夜」ってどんな夜なのか想像が広がります。
伝説の黒髪を華麗に乱し
狂い咲くこの華は はかなく消える
もう二度と戻らない わずかな時を
この胸に刻むんだ 15の夜を
ひらり 宙に舞う
ヘドバンギャーッ!!
出典: ヘドバンギャー!!/作詞:江戸メタル・ナカメタル 作曲:NARASAKI
15歳という貴重な青春の時間を歌っている歌詞です。
アイドルとしてのBABYMETALと青春時代を過ごす女の子の両方の意味を込めているのでないでしょうか。
「ヘドバンギャー」というのは「頭を振る人」という意味です。メタルのライブでは頭を振るので、そこからきた言葉ですね。
それにしても、このサビの男性の叫ぶコーラスとBABYMETALの女性コーラスの融合が美しいです。
15の夜を忘れはしない
15の夜を忘れはしない
泣き虫なヤツは ここから消えろ
15の夜を忘れはしない
邪魔をするヤツは 即座に消え失せろ
出典: ヘドバンギャー!!/作詞:江戸メタル・ナカメタル 作曲:NARASAKI