パワーが溢れる歌詞

生ぬるいJUICEで乾杯
くだらない話に万歳
だって世界は昨今クラクラ

出典: CHEERS/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴

ジュースはもう冷えてはいないようです。

飲み会も中盤くらいに差し掛かっているのかも知れません。

しかしそれでも、元気よく盛り上がっているようです。

ここでは楽しそうな情景が浮かびます。

弾ける笑顔と飛び散る飲み物の粒。

そして軽快なBGMが流れ、明るいスポットライトが点滅しているようです。

聴いていると、まるでそこに自分も入り込んでいるような錯覚を覚えさせます。

サビ部分は活力を貰える力強い歌詞になっているようです。

大事な友達

しかし先程までは、君が暗い顔をして悩んでいました。

いろいろな葛藤があり、浮かない顔をしていたのです。

ですが辛いことがあっても友達と遊んでいる時は、全て忘れることができます

悩んでいたことが嘘のように吹き飛んでしまうのです。

いつでも変わらずに一緒に楽しんでくれる存在。

落ち込んでいる時に、一緒に落ち込んでくれる友達も大事です。

ですが、逆にいつもと変わらずに接してくれるのも嬉しいものではないでしょうか。

暗い空気を吹き飛ばしてくれるような存在。

それこそがこの楽曲の魅力の1つだったのです。

辛い時こそ笑う

遣る瀬無い日々だからこそ笑おう
ワッハッハ

出典: CHEERS/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴

人生は理不尽で苦しいことも数多く押し寄せてきます。

うまくいかない日々が続くと落ち込んでしまい、元気がなくなってしまうこともあるでしょう。

しかしこの部分の歌詞では、そのような時こそ逆に楽しんでしまえば良いのだといっているのです。

嫌なことも受け入れ、自分の成長するための経験だと言い聞かせる。

すると気持ちが少しは楽になるのかも知れません。

人は同じような所に集まります。

常に笑顔でいると周りも笑顔が絶えない環境になっていくのです。

笑顔が生み出すパワーは計り知れません。

1人が笑顔になれば伝染していき、周りも笑顔になっていくのです。

この歌詞では、辛い時こそ笑顔を絶やさない。

すると自分と周りがどんどん良くなっていくのだよと伝えたかったのではないでしょうか。 

大事なのは気持ち

それでもね このご時世にね
見つけたの 四つ葉のクローバーを

出典: CHEERS/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴

昔より現実的な世の中に変わりつつある現代。

迷信やおまじないという風潮は少しずつ耳にしなくなってきました。

しかしそれでも幸せを感じるとやはり嬉しいものです。

それは幸せの象徴を見つけたときでも同じことではないでしょうか。

実際に見つけたからといって何かあるわけではありません。

ですが発見した時には思わず歓喜の声を上げてしまうものです。

「いつまでも小さな幸せを純粋に喜べる人でありたい」。

大人になるにつれて忘れてしまうような感覚をずっと持ち続けて欲しいのです。

人生は楽しいものなのだと。辛いことがあっても幸せなことがいつか必ず平等にやってくるのだと。

あとはその幸せを感じ取れる気持ちを失わずにいて欲しい、という願いを読み取ることができました。

Mrs. GREEN APPLE【CHEERS】歌詞解釈〜まとめ〜

明日へ進むために必要なもの

Mrs. GREEN APPLE【CHEERS】歌詞の意味を徹底解釈!明日へ進むために何が必要?の画像

1日1日を乗り越えていくために大事なものがこの曲からみえてきました。

それは「笑顔」ではないでしょうか。

今日という日を気持ち良く終わり、清々しい気持ちで明日を迎える。

そのためには1日の最後の瞬間に、楽しくて幸せな1日だったと思うことが大切なのです。

作り笑顔でも良いのです。辛い日々だったとしても最後に笑って終われた。

そうすると少しだけでも良い1日だったのかなと思うことができるのではないでしょうか。

笑顔を持って生きていれば必ず幸せになれるのだと。

Mrs. GREEN APPLEは伝えたかったのではないでしょうか。 

Mrs. GREEN APPLEが伝えたいメッセージ

この歌詞を読み解いていくと、たくさんの想いがみえてきました。

人生は人それぞれに幸せと不幸せを繰り返していきます。

落ち込むことも数多くあるでしょう。

そのような時にこの曲を聴いて欲しいのです。

まるで昔からの友達のように元気づけてくれるのがこの楽曲の魅力。

辛いことを忘れさせてくれて、楽しい気持ちにさせてくれるのです。

この曲はMrs. GREEN APPLEなりの励ましだったのではないでしょうか。

悩んでいる人を少しでも楽にしてあげたいという優しさも歌詞から感じ取れるようでした。

「辛いことは忘れて、人生をもっと楽しく謳歌しようぜ!」

笑顔弾けるMrs. GREEN APPLEメンバーが、そのようなメッセージを込めた楽曲だったのではないでしょうか。