オシャレなジャケ写のミニアルバムに収録♪
不思議なタイトル「L.P」は2015年7月リリースのミニアルバム「Variety」に収録されています。
フルーツにアレンジされた花とグリーンが宙に浮くジャケ写が、オシャレで衝撃的でした。
「L.P」が何を省略した言葉なのかも気になりますね。これは「Love Person」の略なのです。
日本語には訳しにくい単語の組み合わせですが、シンプルに「愛・人」と受け取っておきましょう。
恋愛の中にいる人を歌った「L.P」を愛情込めて徹底解説します。
生涯反抗期?恋愛においては
好きすぎて…
反逆精神に基づいて
すぐ嫌いになる方法をね
一日考えてみたけれど
私の眼は愛情の目
出典: L.P/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴
好きなら好きと言えばいいのに、好きと言われたら素直に受け取ればいいのに。
どうしてもそれが出来ない自分がいます。中2病なんて年齢はとっくの昔に飛び越えました。
それでも素直になれない恋愛が私にやってきたのです。
もしかして恋愛をする度に反抗期がやってくる?それとも今回の反抗期はいつもより重症?
恋愛においてはいつだって反抗期。でも決して私は悪くありません。
私はいつもあなたを沢山好きになりたいだけだから。
あなたからの愛が沢山欲しいから、恋愛については妥協をしたくないのです。
偽物の笑顔は目が笑っていないけれど、心の奥にある眼(まなこ)から私は視線を送ります。
私の恋の中に嘘はいません。
吊り橋効果…でも壊した?
自分は君が好きと確信出来たら目指すはもう1つ上のステージ。
でもそこに出てきたのは何だか不穏なシチュエーションでした。
告白と同時に終わり?
いつも通りだと理解の上
吊り橋は既に壊れ始めて
いつしか出会ったあの日の夢
輝けるうちに さよならだね。
出典: L.P/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴
歌詞に出てきた「吊り橋」、これはやはりスルー出来ません。
恋と吊り橋は密接な関係を持っていますね。吊り橋効果を確認したいと思います。
橋の中央で同じ若い女性が突然アンケートを求め話しかけた。その際「結果などに関心があるなら後日電話を下さい」と電話番号を教えるという事を行った。結果、吊り橋の方の男性18人中9人が電話をかけてきた、揺れない橋の実験では16人中2人しか電話をかけてこなかった。揺れる橋を渡ることで生じた緊張感がその女性への恋愛感情と誤認され、結果として電話がかかってきやすくなったと推論された。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/吊り橋理論
ゆらゆらと揺れる吊り橋の恐怖を共有するのが吊り橋効果の始まりです。
不安定な状態で心拍数も上がっているときの出会いは、恋愛に発展する確率が高め。
でも勘違いで始まる場合もあるので、恋が長続きするかはこの後の行動次第です。
歌詞に出てくる2人の足元にある吊り橋は崩壊が始まってしまいました。
効果が出る前に吊り橋が消えてしまうなんて、危険な状態にいる2人が心配です。
それとも効果を感じることを恐れて破壊行動に出てしまったのでしょうか。
夢の中にしか残っていない2人の出会い。その時2人はドキドキと同時にキラキラしていました。
2人はこのまま別れた方が幸せです。恋の中で輝いていた2人のままで…。
削除しきれないほど写した笑顔の写真はそのままで残したいのです。
それが出来ないなら今日この場でお別れすれば、私は幸せなままでいられるはずだから。