Mrs. GREEN APPLE【点描の唄feat.井上苑子】
シングル曲【青と夏】のカップリング
2015年にメジャーデビューした5人組バンド・Mrs. GREEN APPLE。
令和を代表する、「ミセス」の愛称で大ブレイク中のバンドです。
そんな彼らの知名度を上げたのは、2018年にリリースされた楽曲【青と夏】。
この楽曲は、映画『青夏 きみに恋した30日』の主題歌に起用されました。
更に、同作の挿入歌もMrs. GREEN APPLEが担当。
今回はそちらの【点描の唄(feat.井上苑子)】をご紹介します!
ちなみに【青と夏】については以下の記事をご覧ください♪
【青と夏/Mrs. GREEN APPLE】先行配信開始&MV公開!映画『青夏』主題歌の詳細に迫る♪ - 音楽メディアOTOKAKE(オトカケ)
今ノリに乗っているバンド、Mrs. GREEN APPLE。そんな彼らの新曲「青と夏」について今回は詳しく解説していきます。映画「青夏」の主題歌にもなっているこの楽曲の魅力をご堪能あれ!
同レーベル所属の井上苑子とコラボ!
タイトルからも分かるように、シンガーソングライターの井上苑子とコラボした作品です。
Mrs. GREEN APPLEが所属するのは、EMI Recordsというレーベル。
井上も同レーベルに所属するアーティストです。
どちらのアーティストも若者に大人気なので、楽曲は豪華コラボとして話題に。
ちなみに、井上が2019年5月にリリースしたアルバム「白と色イロ」。
こちらにはソロバージョンの【点描の唄】が収録されています。
両思いだけど…?
刹那の恋
【点描の唄feat.井上苑子】が挿入歌に使用されている映画『青夏 きみに恋した30日』。
こちらの作品は、南波あつこの漫画『青夏 Ao-Natsu』を実写化したもの。
あらすじは以下のように記載されています。
運命の恋に憧れる女子高生・理緒(葵わかな)は、夏休みを田舎で過ごすことになり、そこで知り合った吟蔵(佐野勇斗)に恋をする。しかし理緒は「住む世界が違う」と言われて吟蔵にあっさりフラれてしまう。
出典: https://ja.wikipedia.org/wiki/青夏_きみに恋した30日
都会に住む女の子と、田舎で生まれ育った男の子。
ひと夏に惹かれ合っても、その季節が終わればそれぞれの日常に戻ってしまいます。
どんなにお互いが好きでも一緒の道を歩むことは出来ない…。
大人なら何とかなるかもしれません。
しかし、主人公たちは高校生。
自分たちでは叶えようもない恋を、諦めるしかないのです。
そんな刹那の恋物語と挿入歌が非常にマッチしています。
挿入歌は切ない気持ちを女の子側・男の子側から描いた作品。
歌詞に注目してみましょう。
女の子側の気持ち
1番をメインで歌っているのは、井上苑子。
そのため、ここでは女の子側の気持ちが描かれています。
このまま側にいたい
貴方の声で解れてゆく
忘れたくないと心が云う
思い出ばっか増えてゆく
ずっと側に居たい
出典: 点描の唄(feat.井上苑子)/作詞:大森元貴 作曲:大森元貴
最初から切なさ満載の歌詞。
女の子は、声を聞くだけで安心するほど男の子に恋をしているのです。
しかし、映画の内容に沿うと、これは夏休み限定の恋。
もうすぐ自分たちはいつもの日常に戻っていきます。
思い出が増えれば増えるほど、忘れるのはどんどん困難に…。
それが分かっているからこそ切ないのでしょう。
もっと一緒にいたい。でもその分、離れがたくなる。
そんなもどかしさが歌詞から伝わってきます。