「私」は他の友達と同じような扱いで、「君」との心の距離を感じています。
そんな時、どうしても自信を失ってしまい、自分は孤独だと思ってしまいます。
本当の私を見て欲しいと願うとき、現実とのギャップを感じて辛くなってしまいますが、前向きになって自分の想いがいつか伝わることを信じています。
くじけそうな時
君はいつだっていつだって 変わらないから
私が何回も何回も シグナル送ってあげる
夢見たあの丘目指して
くじけそうな時も 頑張れそうだよ
君がいるから
出典: 君色シグナル/作詞:春奈るな、増谷賢 作曲:増谷賢
どんなにそれらしい素振りを見せたって、「君」は全く気がつかない鈍感っぷり。
それでも、諦めずに何度もサインを送り続けます。
この時の「シグナル」は、「愛」とも言い換えることができるのではないかと思います。
一緒に目指したものが「夢見たあの丘」なのですね。
アニメのストーリーを重ねると、「ゲームを作る」ということがこの丘を表しているようです。
くじけそうになっても、「君」が支えになってくれる心強さは、一人では得られないものなのです。
言葉にならない感情
二人歩く いつもの帰り道
名前のない気持ちが 芽生え始めてる
だけど踏み出すための勇気は
すこしだけ まだ遠くにある
出典: 君色シグナル/作詞:春奈るな、増谷賢 作曲:増谷賢
一緒に帰る道のりで気がつく特別な感情。
教室という空間の中で、同じクラスメイトという共通項があります。
学校を出ると、クラスメイトであること以外の別の表情がお互いに浮かびます。
他のクラスメイトがいない二人きりのプライベートな時間を共有しているという状況に、ドキドキ感が増してきます。
なんと呼べば良いかわからない感情に戸惑いを感じながら、それにはいずれ勇気が必要となることを予感しています。
心の鍵が開いた時
何も持っていなかった私に
君がくれた心の鍵は
胸の奥で眠っていたつぼみに
春の日差しを届けてくれる
出典: 君色シグナル/作詞:春奈るな、増谷賢 作曲:増谷賢
「私」は特に冴えない普通の学生で、感情が強く揺さぶられるような経験も今までになかったことでしょう。
積極的に心を開くことを教えてくれたのは「君」という存在だったようですね。
閉じ込めていた自分自身の気持ちを大きく解放してくれるのが「君」でした。
夢を一緒に見守りたい
君をいつだっていつだって 想ってるから
きっとねいつの日かいつの日か
ちゃんとわかってほしい
二人で描いた未来を
もっと近い距離で 見つめられるように
夢見てるから
出典: 君色シグナル/作詞:春奈るな、増谷賢 作曲:増谷賢
心を開かせてくれた「君」のことを、いつまでも想う一途な恋心。
語り合った夢を一緒に叶えたい。
その夢が叶っていく過程も共有したいと願っています。
「君」のシグナルが全てを変えた
あの日触れた 君のシグナル
始まりの扉が開くよ
出典: 君色シグナル/作詞:春奈るな、増谷賢 作曲:増谷賢