温かみのあるお洒落なラブバラード
「メリクリ」「VALENTI」など、数多くのラブソングを歌っているBoAさん。
日本だけでなく、韓国やアメリカなどさまざまな国で人気を集めている大物アーティストといえるでしょう。
今回はそんなBoAさんが歌うラブソング「Wishing Well」について紹介していきます。
「Wishing Well」は、洗練されたモードなサウンドが印象的なバラード曲。
そこにBoAさんの美しい歌声が融合した、お洒落な一曲となっているのです。
2019年の現段階では日本のみでリリースされています。
「BoA LIVE TOUR 2019 -#mood-」で初披露された人気の楽曲
実はこの「Wishing Well」。
シングルとしてリリースされる前に、彼女のツアーである「BoA LIVE TOUR 2019 -#mood-」で初めて公開されました。
ツアー初日にアンコール曲としてこの楽曲を披露し、大勢のファンの心を掴んだのです。
ツアーで初めて披露した頃は「鋭意制作中」と公言していました。
そして、2019年の10月に待望のシングル化が決定し、リリースされたのです。
ツアー初日でいきなり披露されたので、きっとファンの皆さんも驚かれたことでしょう。
BoAさんからの嬉しいサプライズといえますね!
歌詞の主人公はどんな人物に恋をしたの?内容を徹底解説!
「Wishing Well」の歌詞では、非常にロマンチックな物語が描かれています。
曲名にもなっている「Wishing Well」とは「願い事をかなえてくれる井戸」のことを指します。
コインを投げて願い事を唱えると、願いを叶えてくれるという不思議な井戸のことですね。
日本ではあまり馴染みがないかもしれませんが、海外では一般的な"願掛けスポット"なのです。
日本でいう神社のようなものと覚えておくとよいでしょう。
一体この歌詞の主人公は、どのような願い事を井戸に願っているのか。
どのような相手に恋をしているのか。
なぜ相手に会いたいと必死に願っているのか。
歌詞を紐解きながら、解説していきましょう。
1番の歌詞
夜の街で「君」を探すけど…
あれからどれくらい経っただろう
見上げた空は静かに広い
月は満ちて 街照らして 行き交う人達の中
佇み一人身を焦がし探す君の姿
出典: Wishing Well/作詞:Chica 作曲:Andy Love・Ludwg Lindell
「あれから」というのは、主人公と「君」が離れ離れになってから…という意味なのでしょう。
「君」が主人公の元からいなくなってしまってから、主人公は必死に「君」のことを探しているようです。
そんな主人公がやってきたのは、夜の街でした。
たくさんの人達が行き交っていますが、それでも主人公が探している「君」は見つかりません。
「身を焦がし」とあるので、主人公の頭の中は「君」のことでいっぱいなのでしょう。
見つかるまで帰らない!といった強い気持ちが見え隠れしているようにも感じられます。
祈るほど「君」のことが好き
瞳を閉じて何度も祈ってみたけど
思いは届かない
出典: Wishing Well/作詞:Chica 作曲:Andy Love・Ludwg Lindell
主人公は「君」に会えるように祈りました。
人間が祈る時といえば、合格祈願や安産祈願、そして恋愛祈願などが一般的です。
相当強い思いがないと、人間は"祈る"という行動にはなかなか出ないといえます。
つまり、この主人公は"祈るほど「君」のことを強く想っている"ということなのでしょう。
また「祈る」というと、日本では神社を思い浮かべる人が多いと思います。
しかし、この楽曲のタイトルは「Wishing Well(願い事を叶える井戸)」なので、井戸で願掛けをしているようです。
夢の中で会った「君」
(※)君と二人で踊る夢を見た
名前も知らないけど
もう一度だけ君に会いたくて
願いをかける いつか届けWishing Well
Wi-wi-wi-wi-wi-wishing-we-we-we-we-well
Wi-wi-wi-wi-wi-wishing-we-we-we-we-well
出典: Wishing Well/作詞:Chica 作曲:Andy Love・Ludwg Lindell