BoAの人気曲・おすすめの名曲10選♪【歌詞一覧あり】

少女時代、KARA、T-ARA、TWICE…と最近の日本では韓国出身のアーティストが珍しくなくなってきましたが、そのはしりとなったのが2000年代の日本のミュージックシーンに颯爽と登場したBoA。

日本では01年のavex企画で倖田來未とともに歌った9.11のチャリティーシングル「the meaning of peace」で話題になりましたが、その前から母国・韓国では人気のアーティストでした。

3人兄妹の末っ子として生まれたBoAは12歳のころにオーディションを受けた兄の付き添いで付いていったところを見出され、2000年に「ID; Peace B」でデビュー。

その後韓国で期待の女性アーティストとして活躍しますが、翌01年からは日本で本格的に芸能活動を開始。

5月には「午後の紅茶「b」」のCMに出演したのをはじめ先述した倖田來未とのチャリティーシングルで音楽ファンの話題に上るようになりました。

そしてBoAの人気を不動のものにしたのが02年にリリースされたアルバム「LISTEN TO MY HEART」でした。

クールな歌詞に、BoAのキレッキレのダンスが話題となり、この曲は外国人アーティストのファースト・アルバムでは史上初となるオリコン総合アルバムチャート初登場1位の快挙を成し遂げました。

「LISTEN TO MY HEART」の大ヒットを皮切りに、この年のBoAはライブに精力的に参戦。年末には日本レコード大賞の最も栄誉ある賞である金賞を獲得し、NHK紅白歌合戦にも初出場を果たしました。

その後のBoAは年を追うごとに不動の人気を勝ち得ていき、03年には自身初となる単独ライブツアーを開催。日韓友好の懸け橋として歓迎晩餐会などの国事イベントにも参加するなどその地位を不動のものにしていきました。

そんなBoAでしたが、09年から活動の拠点をアメリカに移し、日本にはほとんどやってこなくなりました。

最後に日本で行ったライブも14年の「BoA LIVE TOUR 2014 ～WHO'S BACK?～」と3年も前のことです。

しかし、当時からBoAの熱狂的なファンは多く、今でもカラオケソングの鉄板として愛されています。そこで、BoAのおすすめソング10曲を歌詞とともに紹介します。

まずはBoAの名前を日本中に知らしめたと言っても過言ではない日本での4thシングル「LISTEN TO MY HEART」。

この歌が注目されるキッカケとなったのはリリース前にオンエアされた携帯電話会社、auの「cdmaOne C5001T」CMでした。

当時15歳だったBoAが歌う力強い歌声に加え、寂しい気持ちを前面に押し出したリリックで一気に注目を集めます。

本格的に日本でデビューして1年が経っていたBoAですが、この歌をキッカケに人気が急上昇。一躍知名度を増したBoAの代表曲のひとつとなりました。

この楽曲で一気に注目度を増したBoAですが、この歌のオリコンチャート初登場時のランキングは5位。自身初のトップ10入りを果たしました。

ちなみに「LISTEN TO MY HEART」が発売された当日、BoAのほかの楽曲もまとめてオリコンのデイリーランキングに再浮上するなどのブレイクを起こしました。

なお、この年にBoAは日本レコード大賞を受賞しましたが、見事に金賞を獲得したのはこの歌。まさにBoAの代表曲とも言える一曲になりました。

鮮烈なデビューを飾ったBoAですが、不動の地位を築くことになったのはこの「VARENTI」のリリースからでした。

大好きな人との恋に落ちる様子、そして「どうして私を選んだの？」という歌詞に代表されるように恋する乙女の思いがひしひしと感じられるリリックに多くの人々の共感を呼びました。

そしてBoAの魅力のひとつとも言えるキレッキレのダンスをふんだんに使われたPVも話題になり、リリースして以来爆発的に売れ、そしてカラオケでも歌う女性が続出しました。

ちなみにこの「VARENTI」韓国語バージョンでもリリースされていて、BoAの母国、韓国でも大人気です。

「VARENTI」とはイタリア語で、「勇敢な」「潔い」という意味。リリックを見ての通り、恋する女性を勇敢に戦う戦士のように描いていて、クールな女性がイメージできますね。

ちなみにこの曲はオリコン週刊チャートで初登場2位を記録。BoAのシングルで最も売れた歌としても知られています。

また、「VARENTI」でBoAは02年の紅白歌合戦にも出場。03年に発売された同タイトルの2ndアルバムもミリオンヒットを記録しています。